aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

重い思い出とともにどうぞ


 昔の自分がいかに破茶滅茶な生き方をしていたかの答え合わせをしている気分になりました。



*その昔ときメモGS廃人だねと言われたこともある

 ときメモGS 1st LoveのSwitch移植版を購入しました。3までいっぺんに買おうかな? いや安くない買い物だぞ、3だけ買おうかな。いや3だけだと琉夏くんだけクリアして終わってしまう可能性が捨てきれない。あまりなじみがない2を買おうか? いやうーん1stも好きだぞ、とたぶん3時間くらい(体感では半日くらい)悩んで一番プレイしたし思い入れも深い1stにしたよ。
 ストーリーというか好きな王子キャラ二人は3なんだけど1stはたぶん今月30日あって30日間プレイしていても飽きない気がしてね。
 で今葉月くんを攻略しているんですけどDS版からの名前の呼ばれ方の改変を全く覚えていなくてPS2版だと「(お前とかで名前呼ばれない期)→苗字呼び→猫イベントで名前呼ばれる(好き状態になる)」だったのがDS版だと名前呼ばれない期の次がコスト削減のためか急に名前呼ぶんですね。びっくりした。尽に評価を聞くと友好だったため「なんで?」ってなったんですけど。
 友達コマンド使いまくってときめき状態になったのは2年目の5月18日でした。
 昔とプレイスタイルが変わったなと思うのは自分の名前、いわゆる本名プレイをしなくなったというのもそうですが前はとにかくデートデートデート、あれもやらなきゃこれもやらなきゃでストレスがキャパ超えるのも当たり前で、下校がある週は下校デートができるまでロードの繰り返し、DS版ではデート評価が良くないとやり直し、でした。
 今はそこまでゲームのほうに擦り寄せちゃうとプレイしていて楽しいよりストレスが強くなりそうだったので友達コマンドを使いまくって仲の良い女友達を多く作り、日曜日の友達デート的イベント(Wデートではない友達イベント)で各分野に効果のあるアイテムをもらってパラメータもアップ! ってやっていたら楽しくて二日でプレイ時間が5時間超えていました(目安までに私の一日で自由な時間は大体お昼から夕方の5時間よ。夜は8時に薬を飲んで9時くらいには寝てしまうので)。
 1stはあまりキャラクターのイベントが甘いのないよーとかそういう情報も見ていたんですけど過去に乙女ゲームをプレイして的外れな感想ばかりを書いていたのを思い出すに私がときメモGSに求めているのって甘い辛いとかではなくて(デレは単純に嬉しい)、いかに自分の計画通りに3年目の3月までに目標パラメータに到達させるか、なのかもしれないな、と今回プレイしていて思いました。ストーリー性かゲーム性かだとゲーム性を選ぶのかも。ストーリーが好きな作品もあるけど。
 時々のデートやデレが嬉しいのはちょこちょこご褒美をもらう感覚かなぁ。
 PS2版の頃からだったか忘れたんですがデートでのスチルイベントがあまり好きではなかったのはデート評価があまり上がらないからだなと今回プレイしていて思ったし、過去の自分もたぶんそうだったんだと理解して言語にできました。
 ストーリーというか各々キャラクターに付随するストーリーは好きだけどそこだけがメインではないような。良い塩梅に説明できないすみません。

 そうそうそれでプレイスタイルが変わったのは今はデートはそこそこ、パラ上げそこそこ重視、ストレスが25くらいになったら迷わず休日に休むコマンドを使う、基本的に休み以外は部活コマンドと魅力上げ以外は友達コマンドを使う、ですかね。
 3年目の三年生時1月以降は新キャラが登場しない(はず)なので最悪は三年目1月に友達ではなく行動コマンドを使いまくって頑張ろうみたいな気持ちもあって。あとバイトはゲーム内主人公のストレスが大変なことになるのでバイトのイベント見たら辞めよう、とか。
 前だったらバイト情報が入った時点で電話したか、ときめき状態になった時点で電話して以降も辞めるという選択肢も自分のなかではなかった……と思う。
 昔の私にとってはときメモGSの世界はどこか現実と地続きだったんですね。今考えると恐ろしい。苦しい時期だったし、逃避先でもあったのかな。
 前のやり方だとPS2版では最短の名前呼びイベントは一年目2月のバレンタインの後だったんですが(DS版はときめき文化祭行けたと思うけど失念)、今回は二年目。下校時に女の子が表示されたら下校に誘う。誘わないのは氷室先生と天之橋理事長だけ(男性キャラでは二人とも傷心度がないためです。嫌いなわけではありません、でもすみません)。葉月くんが表示されたら誘う。断られてもロードせずプレイを続行。
 ずいぶんゆっくりになったなーと思いましたが、そんなにがっつかなくてもパラ萌えもするだろうしデートもしていて三年もあればどこかのタイミングで好き状態にはなるだろう、ってそこでもプレイの仕方そのものが変わったなと思いました。もしかしたら今の私は昔の自分がいやだと思うタイプの攻略のしかたかもしれないです。
 というか昔のやり方が破茶滅茶というか当時の刹那的な生き方の表れでしたね。

 改めてプレイしていて女友達みんな可愛い。頼りになる(アイテム的にも)。VSは怖い。
 今回の移植がDS版準拠(一部は4のデータを流用しているとも聞きましたがどこら辺なのか私には全く分かりませんでした)、とのことですが確かに立ち絵の少しざらざらした感じはDS版の雰囲気があるしコマンドが思いっきり右と左に別れているのもDS版っぽいなと思いました。音声は1stのDS版のをあまりよく覚えていないですがSwitch版は高音低音クリアに出ていて最高音質っぽく感じました。
 PS2版もDS版もこんなに音が良くなかった気がする。昔使っていたテレビはお下がりで良いものではなかったしイヤホンも安いものでしたが、今使っているイヤホンも大して良い品質ではないんですけど。
 1stに限ってはバレンタインのチョコ作りがPS2版に慣れているためやりやすかったです。手に馴染んでいるのね。パン食い競争も今のところロードしたもの込みで失敗はしていないです。これは次回プレイ時に失敗するフラグになりそうだ。

 今のところ疲れる&心労のため親友告白を攻略するつもりはないです。遠い昔にDS版のパートボイス時代に葉月くんのだけやった……と思うんだけど確かやりすぎで腱鞘炎になったんですよね。体もダメージを負うので今回も本命告白のみにします。
 楽しいのは楽しいんだけど一日のプレイ時間が長いと半月くらいで全員終わってしまいそうな気がするので量をセーブしながらやろう。なるべく長持ちさせるんだ。
 でもなんだけど、氷室先生の攻略するときは昔の血が疼いて無茶なプレイするかもしれないです。ときめき修学旅行あたり。葉月くんのときめき文化祭もやりたいな。
 でも下校でロードを繰り返すのはもうできないかもしれない。
 いつの間にか1st時点での氷室先生の歳も追い越したし、天之橋理事長より年上になってしまった。
 歳を取りましたな。小学中学高校の三年は長く感じるけど、いま習い事をしていてあっという間に三年目なのでやはり時の流れの早さ恐ろし。