aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

話題的には少し反応速度がにぶい


 予約更新しているとね。そうなっちゃうよね。



*大人のロマンというもの?

 名探偵コナンを観ていて、変な脚本だなぁと思っていたら(でも浦沢先生脚本回ほどの狂気ではない)セリフに「秘伝のタレ」というセリフがあってそこで瞬時に思い出されたのは父だった。
 隠し小部屋、隠れ家、そして秘伝の〇〇。全て父の好きなものでした。大好物といっても差し支えない。
 秘伝のタレで思い出すのは父手製のチャーシュー。オリジナルの配合のタレがあってそれを継ぎ足し継ぎ足し使って作っていた。
 当代=末代なので秘伝もなにもないのだが秘伝のタレと言って大事にしていた。
 今はそのタレはどうかというと父専用(ここもこだわりポイント)の小さな冷蔵庫があって、それは父が独身時代を共にした冷蔵庫というから40年は稼働していたのかもしれない。が、何年か前にこちらも寿命を全うし、そこに入っていた大量の秘伝のタレも処分を余儀なくされた。
 今は単なるフードストッカーになっています。そこまで添い遂げた冷蔵庫を無碍に捨てるのも可哀想だし。
 秘伝というほどではないかもしれないけど食べ物を研究しだすと何週にも渡って作り続けた。
 その一つに焼き餃子があり、今も母の好物の一つに数えられている。
 皮の材料の配合からなにから全て詳細にメモが残されており、今も美味しく食べています。そう言う意味では秘伝のレシピになったのかな。
 残念なことに餃子の皮は面倒くさくて市販品を使ってしまいがちですが皮から作ったほうが美味しいです。
 餃子のお肉も挽き肉ではなくて、確か挽き肉のストックがなかったときに豚コマをたたいて作ったことがあり、肉汁が溢れて溢れてあれもまた美味しかった。
 まだある父の秘伝のレシピ、私も小出しにしよう(次回には忘れているパターン)。

 そしてコナンは予想通り大和屋先生回でしたね。そうかなと思ってた。