30年くらい前はアニメと言っていたと思うけど。私の親世代は未だに時々テレビまんがって言いますね。
テレビまんがというアニメソングのオムニバスだけを集めたプレイリストを作っています。
一緒のプレイリストに入れている串田アキラさんの歌うWe are the ONE〜僕らはひとつ〜も好きです。
やたらとテンションが上がる。
*最近アニメヒロインのオムニバスCDを聴いています
「シャラン ラ シャラン ラ ヘイヘヘイ イエイエ(口語だと早口気味にシャランラシャランラヘイヘヘイイェイイェイ)」と魔女っ子メグちゃんの出だしを歌っていたら母に食い気味で「なにその変な歌」と訊かれた。
「魔女っ子メグちゃん。知らない?(ちなみに私も世代ではない)」
「知らなーい(世代ではない)」
世代ではない歌を何故か知っていることもある。魔法のマコちゃんの歌もすごいよね。「だって年頃なんですもの。わかって」って時代を感じる……私の年頃でもそんな言葉遣いしなかった。
ふしぎなメルモの歌もすごい。長調と短調の繰り返しで格好良い。歌っている子が少し舌足らずなのもアンバランスで格好良い。
元祖(?)魔女っ子かもしれない花の子ルンルンと云えば主題歌の作曲は小林亜星さん。小林亜星さんの歌で私の世代ドンピシャなのはパッとさいでりあ。懐かしい。
本筋に戻ると花の子ルンルンの歌詞で「いつかはあなたの街へ行くかもしれません」と歌っていて子供心に(これも世代ではないけど知っていた)「ルンルンが来るかもしれないの?」ってドキッとさせられるのだけど、アニメで観ているときはルンルンに感情移入して、憑依しているときと自分と別のものとして観ているときがある、と気がついた。
魔法少女ものの人気って感情のIn Outなのかなと思ったりしました。
前も書いたのだけど、子供の頃はクリィミーマミでも優は導入剤であまり可愛いと思わなかったのにマミは好きで憧れだった。今は両方可愛いと思うけどたぶん今は両方からログアウトしている状態なんだよね。
改めてすごいな魔法少女の仕組み。
*時代とともに移り変わることができない
そのアニメヒロインのオムニバスCDにダイヤモンド・シスターズの歌うサリーちゃんの主題歌の「魔法使いサリー」が収録されているんだけど織りをやりながら聴いていて「夢と笑いを振りまくの」という歌詞があって「夢はわかるけど笑いを振りまくってどういうこと? 一発ギャグでもやるの?」と思って手が止まり、その後姉と話していたら「多分、笑いを振りまくのニュアンスが昔と今で違う……んじゃないか」という結論に。
今は広い意味でお笑いやバラエティーというジャンルが確立しているけどその歌が流行った頃は芸人さんなんて今より少なかったんじゃないか。お笑いの一大エンターテイメントの落語好きな女子と魔法少女アニメのサリーちゃんが好きな女子はあまり同居しなさそうで(いなくはないと思うけど)。
歌詞で言われている笑いを振りまく=ちょっとお茶目でドジな感じ? で合ってますかね。
お茶目という言葉もだいぶ死語だしおしゃまもより死語になったな。私の子供の頃すでに絶滅危惧種になっていたけど(おしゃま)。
言葉って移り変わるものなんですね。
それはそれとして「〜〜です?」「ですです」「しなきゃだ」「しなきゃかもだ」という言葉は私には使えないし聞いてor読んでいて馴染めない言葉です。そうやって化石になっていくのですね……。