aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

お寿司は少しいいやつ

 貧しいんでスーパーのやつなんですけど、少しだけ良いものにしました。
 〇〇回忌は基本的に一人の故人に対して一度しかないからね。



*姉は祖父母の夢を見たらしい

 先日父の七回忌でした。もう6年も経つんですねぇ。
 朝の4時過ぎに息を引き取ったのですけど、命日の朝を迎える度に「ああお父さんがこの日の朝日を迎えることはなかったんだ」と悲しい気持ちになります。
 6年前は寒い日が多くて6月までストーブをつけて部屋を温めていて、かと思ったら7月に入って急に暑くなって父は暑いのでエアコンがあり、また、痩せすぎて布団だと固くて骨が当たって痛いからとリビングのソファーで寝起きしていました。
 父がいないことが当たり前になりつつあって、病院で録ったビデオを時々見返すと「お父さんってこんなふうにおどけたっけ」とか忘れていることがショックなんですよね。
 たった6年前の出来事なのに父ともう半世紀くらい会っていない気分です。
 お昼ごはんにお寿司を食べて、夜にビール(発泡酒ではなくて生ビール)のアサヒマルエフと黒ビールのハーフ&ハーフが美味しいと聞いたのでそれを供えて家族で飲みました。
 美味しかったけど三人(一応四人)で500mmx2の量だと一番酔わない的な要因で私が三杯飲むことになるので次からは350mmの二缶でいいかも。久々のほろ酔いでした。
 今は縁起の良いビールとしてゐびすビールを三本(割り切れない数なので日本では縁起が良い、はずの数字)供えています。いつ飲むのかは決めていないです。
 献花はユリの花です。死去してから献花がずっとユリの花なのでユリを見ると不思議と父を思い出しますね。
 わんこも死去して2年経ちます。父とわんこは仲が悪かったけどあの世で楽しくやっているのかな。だといいな。時々父の夢をみます。