aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

2022年12月読んだ本


 来年からも月末にまとめようかと思った。

*今月読んだ本

 イレギュラー的に今月としてまとめておきます。



オウルナイト(1巻から2巻)
/高津カリノ
出版社:スクウェア・エニックス レーベル:ガンガンコミックス

 読んだの11月だけど。
 夜のお仕事ラブコメなので打算的な恋愛要素ありですね。
 綿貫さんとノエルさんは一宮・千早ペアや早乙女・吊橋ペアを想起させる良いペア。
 鉄板かなと思うしぐぬぬではあるけどとしくんと恵夢ちゃんのペアはぐっときました。
 組み合わせが毎作品絶妙すぎる。
 2023年の新連載も楽しみです。



悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました(4巻)
/漫画:柚アンコ 原作:永瀬さらさ キャラクター原案:紫真依
出版社:KADOKAWA レーベル:コンプエース

 読んでいたらいつの間にかHappy Ever Afterでした。
 アイリーン、家族に愛されているなぁという巻でした。
 原作小説ではこのあとも続いているようなので折を見て読んでみたいと思います。



東京貧困女子。彼女たちはなぜ躓いたのか
/中村淳彦
出版社:東洋経済新報社

 つらいという言葉しか出てこないです。
 病人というだけで詰んでいる世界に生まれている。



あらくれお嬢様はもんもんしている(1巻から4巻)
/木下由一
出版社:講談社 レーベル:ヤンマガKCスペシャル

 知り合いのかたの絵に似ている……と思って慌てたけど人違いだったようで安心しました。
 椿さんがかわいい。匡史は物凄く上手くフラグを回避している。けど時々フラグが立ってしまう(大体は椿さんのお間抜けが原因だけど)。
 椿さんの成長を応援したくなる漫画です。少しエロスです。



ほねぬきごはん
─ウブで奥手な半キュバスにハートをください─(1巻)
/御影夏
出版社:講談社 レーベル:KCデラックス

 普通にいやらしい。一般向けのギリギリを狙うくらいのエロスは感じる。
 私は成人向けのエロスより一般向けのエロスが好きなので楽しめました。
 男性陣のネーミングセンスが全員ひどいし主人公に向けられる性欲の目も時々耐えられなくなるけど愛情と性欲は表裏一体なのかなと思ったりもする。
 一般向けギリギリエロス漫画は好きなかたは楽しめると思います。券が発行されているので一般向けといってもアウト寄りなのかな。



ユーミンの罪
/酒井順子
出版社:講談社 レーベル:講談社現代新書

 母がわりと松任谷由実さんが好きで(でも浅め)、私はジブリ作品で少し齧ったくらい、の非常に軽い情報で臨んだ本書なのですが、こんなに恋愛のことばかり考えている歌手さんも珍しいのでは、というのが強く印象に残りました。
 色気より食い気に生きている身としてはこの本を読んでいるだけで少し疲れた。
 いまの私が恋愛に重きを置く年齢ではないことも関係しているのかもしれない。
 それを思うと若い頃から女性の恋愛観を切り取り続けてきたユーミンさんの観察眼はすごいのだろうな。
 私としてはひこうき雲ややさしさに包まれたならみたいなあまり恋愛は関係しない、本書の書き方の沿えば「少し湿り気がある」作品が好きだと思う。
 もしかすると松任谷由実になってからのユーミンさんが抗っていた部分なのかもしれないけど。


 という感じなので私今月はほぼエロスな漫画しか読んでいない。12月だからいいのか? いいのかどうかはともかくもう少し一般向けど直球の漫画と文章を読みたい。
 今月読んだ本は11冊でした。
 もう少し頑張りたいです。