お鍋で沸かすと早くて濃いめにお茶を煮出せるんですけど一人でポット二つ分作るの大変なんすよ。
うちでは緑茶=お茶 その他のノンカフェインティー=お茶 紅茶=紅茶(時々お茶)というジャンル分けです。
最近は黒胡麻黒豆茶が登板多めです。
あとくし切りにした柚子とレモンタイムとはちみつにお湯を入れる飲み物にエルダーフラワーシロップも入れたらものすごく喉に効いたので喉が痛いかたは試してみてください。科学的根拠についてはわからないです。
*実験ぽくてちょっと楽しい
父が存命のころ使っていた鉄瓶にひどいサビが発生し長らく使えない状態に陥り、母もなんとか使えるように苦慮したとのことだけどてんでダメだったようでなんとかならないかと検索したら煎茶などをお茶パックやだしパックに入れて水から沸かして湯を捨てたりするとサビが取れてくるらしい。
お茶は出涸らしでも良いとのこと。
お茶パックもだしパックもないのでほうじ茶のティーバッグx2……なぜ二つかというとほうじ茶はサビを取るのに必要なタンニンが煎茶や烏龍茶などより少ないらしいので、烏龍茶のティーバッグ一個分と思われるほうじ茶のティーバッグ二つを入れてみました。
ほうじ茶を水から沸かして沸騰後25分ほど放置し、火を止めて適宜水を追加したあと半日ほど放置。
真っ黒でガサガサになったほうじ茶のティーバッグを捨ててお湯を流してみると黒っぽいお湯(ほうじ茶だと思ってもだいぶ黒い)が出て、ガサガサしていた鉄サビが剥がれました。これは大物の耳垢取るみたいで気持ちが良い(意見が分かれるところ)。
ささっと水ですすいで、キッチンペーパーで拭いてもう一度お湯を沸かして、お湯を出してみたら綺麗なお湯が出てきました!!
回数を省いてしまったけどティーバッグを入れてお茶を沸かすくだりは複数回やると良いとのことだったので二回やりました。
本当に? こんなことで直っちゃうもんなの??
鉄瓶復活です。長く使うコツとしては鉄瓶に半端にお湯が残ってもポットなどの別の容器に移すか諦めて捨てるかして(使う分沸かす、が正解)、コンロ等で一分ほど火に当てて乾かさないと錆びてしまうんですって。空焚きには注意して。
でもお湯を出し切ったらあとはすすいで少し乾かすだけで手入れできるのである意味手入れが簡単なのでは、と鉄瓶で沸かしたお湯で利用できる鉄分にいやます期待。
この冬大注目のアイテムです(なんかCMっぽくなった)。
参考にさせていただいたサイト様
OIGEN様
https://oigen.jp/enjoy/firsttouch/18660
日本工芸堂様
https://japanesecrafts.com/blogs/news/care-for-nanbutekki
余談:
そもそもは鉄分不足を補うためにお鍋に鉄茄子を入れて沸かしてお茶を淹れているのだけど鍋から鍋へ移し替えるのが少し手間なので鉄瓶で淹れたお湯で煮出せば早いじゃん、と思ったのです。
余談の余談ですがサビを取る目的以外で鉄瓶でお茶を煮出してはいけないとのことです。