aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

浴びて笑顔


 こんなに嬉しいことはここ最近なかったんじゃないかと思う。
 一年ぶりの潤いです。
 キャッツ・アイの最終話の俊夫はこんな気持ちだったのかもしれないなぁ。
 自分語りがくどくてすまんです。書きたいだけなので読み飛ばしてね。



*好奇心に身を任せし者

 今週発売の紙書籍版モーニング29号を購入しました。
 ハコヅメの連載終了から早いもので一年が経ちますね。
 最初、確かコミックDAYSでハコヅメを読み始めてすぐに嵌って単行本を集めて、でも前も読み返したいし先も気になる。では電子で課金しようと決めて、いろいろあるけどなにで読もうと考えてマガポケに決めました。一話辺りの単価が安かったのもあります。
 初期投資で3000ptくらいか、もう少し下の課金額だったかもしれないですがスタートアップみたいなので少し多めにもらえたかなにかで(記憶がおぼろげです)3000pt以上有償コインがありました。
 ハコヅメに使おうと思って初期投資したのですが当時単行本未収録話、たぶん10話にも満たないと思うのですが使って、全部ハコヅメに使おうと思っていた矢先の突然の連載終了。
 ほかの漫画も読んだり、アンボックスも全話購入したりして有償コインは1500ptまで目減りし、でも泰三子先生の新連載があるからしれないからこれ以上は使わないでおこうと有償コインは使わないことに決めて広告を観て観まくって無償コインも1600ptくらい貯めて(もう少し真面目にやればもっと貯まっていたかも)、「私なんでコイン貯めているんだっけ」と疑問を感じて初めていたらまさかの「だんドーン」連載スタート開始のお知らせ。
 嬉しくて舞っていました。今日の朝も少しトレンドにハコヅメの文字が浮上していましたが連載が遅れたのには大変な事情があったんですね。
 ハコヅメ23巻で泰三子先生からのコメントがなかったことをやっと理解しました。
 また漫画を描こうと決意してくださったことに対してファンとしては感謝せずにはいられません。
 マガポケでも読んで(コインはこれからも貯め続けますし)、いろいろ読めて嬉しいけど毎週モーニングを追うのは正直厳しいのでコミックDAYSのほうでやりくりしていこうかなと思っています。紙書籍は単行本だけにしたい。
 コミックDAYSだと選択肢が増えてほかにも楽しみにしている連載作品も多いのでどうやりくりするかが自分でも楽しみです。
 やったことがないことをするのってとても怖いけど同じくらいわくわくするよね。


余談:度が過ぎる好奇心と不器用さを持つ者

 手先も頭も不器用なので大体に於いて初めてやることなんでもド地味に失敗します。なにをやらせても明後日の方向に不器用者なのは生まれつきなんでしょうかねえ。逆神的な失敗をしますね。よく「それ逆ー」とか「そっちじゃないよ」と言われます。
 なのに、なにに対しても好奇心の塊なため知らない分野に飛び込んでうまくできなくて心身ともにズタボロになって、けどそこで得た知識が次のステージで活かされるのでイーブン、という我ながら冒険しがちな生き方です。果たして次の分野で活かされているのだろうか。
 不器用というか足りていないんだと思う。あと飽きっぽいよな。
 自分でも流動的な性格なんだという自覚はある。



*だんドーン第一話感想

 閑話休題。
「だんドーン」は日本警察の父と言われている川路利良の物語です(とか言って今日まで知らなかったです)。
 泰三子先生がテレビに出演されたときにも鹿児島訛りではないかとかハコヅメの舞台は鹿児島では、と言われていた気がしましたが、だんドーンの舞台の主な舞台も鹿児島のようですのでそうなのかもしれないですね。
 同人誌で出そうと思っていたという理由もインタビューを読むと納得でした。というにはあまりに真面目すぎる理由ですけど。
 川路のキャラクターが既に警察官的嗅覚ギュンギュンですし島津斉彬のキャラも西郷吉之助の空気の読めなさ具合も良かったです。
 もう二話目が読みたい。
 川路(もしかして川合という苗字のモデルはここから?)の観察眼の解像度の高さは「これは警察官そのものだわ」と久しぶりに泰三子先生節を感じました。
 ハコヅメではないけど泰三子先生成分を浴びることができて幸せです。
 また毎週木曜日を楽しみにすることができて私トテモ嬉シイ。