aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

煮込むおんな


 前にも書いたことがあるけど煮込み料理が好きです。物凄く労力がかかるわけではないけど煮込むと美味しいものになることが多いし、作っているあいだに愛情が湧くよね。
 そしてソースを作ったその日に煮玉子も作りました。煮玉子も凝ったやつだと多少大変だけど基本はめんつゆ+水なので簡単だよね。あとは時間が解決してくれる。
 夜は土井善晴先生のレシピの肉ごぼうにしたよ。美味でした。



*いちごを半日くらい砂糖に漬けてから作ると美味しいのね

 5月31日くらい(よく憶えていない)に、いちごジャム今年最後の作ったよ。
 前回のが母に「今回のね、すごく上等のよ」と言われて気をよくした……というのもあったけど忘れないうちにもう一度チャレンジしたくて。いちごも最後のセールをしていたし。
 というので作ってみました。今回はギリギリまで長く煮詰めて少しとろっとさせてみました。前回は味は良かったけどシャバシャバだった。砂糖の量が多くないので今回もシャバシャバなんだけど。
 瓶に詰めてからまだ開けていないけど楽しみです。



*手ぬぐいは洗ってから使いましたよ

 というのと、去年からずっと冷凍庫のなかを占拠していたブラックベリーがいよいよ邪魔になってきたので取り出してソースを作ることに。
 食べたことがあるかたは分かると思うんですが実の中身がほぼタネなんですよね。なのでジャムにするには食感があまり好きではなくて毎年濾してソースにしていました。
 昨年は体力がなくて作れなくて結果として冷凍庫が犠牲に。
 今年は気合も体力もあったので作ろうと決めたのだけども濾して取れる量少なすぎない??
 となって手伝ってくれていた母が「布があれば……」と言ったので前に100円ショップで買ってあまり使わなかった柄の手ぬぐいがあったのを思い出して未練を振り切り使うことに。
 母に「いいの?」と言われてしまったけど使える布がそれしかないので仕方あるめえ、と使ったら絞れる絞れる。例年は中くらいのジャムの瓶一つ分くらいしか取れないのに今年は大きめジャムの瓶一つと小さめジャムの瓶一つくらいになりました(煮詰める前の時点で350g)。
 今年もブラックベリーの花が咲いているので夏になって実ったらソースにします。

 絞っている途中、手ぬぐいの中心がタネの周りの繊維とか油みたいなのでどぅるどぅるになるので都度洗って、完全に終わってから漂白して手洗いしたら元通りとはいかないまでもほぼきれいになりました。化学の力すごい。