バチバチの戦いだ。
*今日読んだ本
神の雫(3巻から11巻)
作=亜樹直 画=オキモト・シュウ
出版社:講談社
わりと早めのペースで読んでいます。細かいところはまた読み返そうと思って。
ワインの香りの比喩として出てくる食べ物がイチゴなどのベリー系やプラム、栗、柿、コーヒーだったり胡椒だったりとコクみたいなものがブレない香りだなぁと思いながら読んでいます。分かりやすい表現でありがたい。
しかし本当にこんな光景が思い浮かぶの? と穿った見方をしてしまう……。
最初ローランを利用しそうに見えた遠峰は(キザったらしいのと女誑しぽさもあって)どうしても好きになれないんだけど、12巻辺りでローランと心を通わせているっぽい場面があって少しホッとしました。そのままうまい具合に収まってほしい。
そうなると真の邪悪は西園寺さんなのかな。断罪されてほしいけど彼女には彼女なりに抱えているものがあるんじゃろ(分からんが)。
ワインそのものは飲んでみたいなーと思ってきたけど低所得者層にワインはお高いので読んで想像して楽しんでいます。機会があれば飲んでみたい。
遠峰には幸せになってほしいけど、十二使徒の戦いには雫に勝ってほしい……なんなのこの感情。試合に勝って勝負に負けるみたいな。
雫は紫野原さんとどうにかなるのかな。同作者(の一人)の金田一と美雪がくっついていないのに?? みたいな嫌な予感もする。
雫の語彙とかその言葉に裏打ちされた経験みたいなものは足りていないようにも思えるけど子供の頃に色々な経験はさせられていてやはり転生モノっぽい感じがする。あるいはワイン版ガラスの仮面。これに尽きる。