ファンタジーっぽいけどファンタジーじゃない。現実だけど現実でもない。ファンタジーと現実の融合のさじ加減が巧みでした。
*人相を覚えられません…
先日配信でレンタルしてティム・バートン監督のビッグ・フィッシュを観ました。
Twitterで名作というとこの映画が上がってくるので気になって。
最初は「アアーお父さんがほら吹きなのね」くらいにしか思っていなかったけれど後半に今まで謎だと思っていたことやお父さんが見ていた世界のトリッキーな部分の種明かしになっていて最後のほうは涙と洟を垂らしながら観ていました。
素敵な映画でした。パッケージ版のジャケットが「あの場面だったのか!」と分かる仕様になっているのも小憎い。
お父さんの若い頃の役をユアン・マクレガーさんが演じていらしたけど全然分からなかったです。ユアン・マクレガーさんというとピーター・グリーナウェイの枕草子の頃が耽美っぽくて好きでした。その次に出演を知ったスター・ウォーズエピソード1に出ていたとき耽美っぽくなくて健康そうになっていたのがいたく残念だったのを思い出しました。
今は不健康そうなのも健康そうなのもどちらも好きです。
主人公(息子)の奥さん役のかたも美しくて素敵でした。どなたかと調べたらTAXiのヒロイン役のかたか! 雰囲気が違うので分からなかった。そういうの多すぎるぞ。
ダークタワーとドリームキャッチャーも観たい。スティーヴン・キング版のシャイニングも観たいんですよねぇ。キューブリック監督の映画版も好きですが。
そうなるとドクタースリープも観たくなってくる。イットとショーシャンクの空にとスタンド・バイ・ミーも観たくなる。果てがない。