aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

いま期待している漫画


 講談社のコミックアプリのコミックDAYSを読んでの感想なので講談社の漫画しか出てこないです。
「音羽はちょっと」とか逆に「講談社の漫画は全部なめるように読んでいる」という方は退屈な記事です。
 単に面白い漫画があるんだけどどう、ということだけ書いています。
 現時点ではまだコミックス化はされていないと思いますが、どれも1巻が出たら貢献したい漫画です。



*一つ目

ドランク・インベーダー
作画:吉田優希 原作:Rootport

 主人公は無類の酒好きで正直すぎるゆえ就活がうまくいかない大学生のトウジ。
 酒好きの舌と腕・知識を買われて、中世のヨーロッパくらいの文明くらいの異世界と行き来できる会社に拾われ、そこの魔女と言われている幼い女王(幼く見えているだけ)に毎回現代の素敵なお酒を提供する──というような話。
 無料は2話目まで。現在3話目まで公開中です。
 まだ単行本は出ていません。追いつくのに丁度良いペースだと思います。
 1話目を読んだときに「少し絵にくせがあるけどおつまみを描くのが上手い人だな。グルメ漫画もうまく描けそう」と思いましたが、お酒も美味しそうでした。お酒の描写は原作の方の巧さでもあると思いますが。
 いわゆる通好み的なお酒は今のところ登場していませんが、フルーティーな口当たりというお酒が美味しそうでねえ! 2話目の澪スパークリングがただ単に飲みたいです。



*二つ目

きょうもあしたも蕨井先生
五鹿マルメ

 オーストラリアでとある学校の校長先生に見初められて日本で先生をすることになったクォッカワラビーの蕨井太郎の物語。
 ゆるいです。ゆるゆるです。でもそこがいい。少しゆるすぎるかな、とも思うので疲れて人はとても癒やされると思う。
 蕨井先生に癒やされるのかなと思ったら一所懸命な蕨井先生が可愛くて仕方がない校長先生や「この先生大丈夫かな」と支える生徒たちにも癒やされます。
 現時点ではプロローグと1話目が無料公開されています。どちらかというとプロローグのゆるさが好きです。



*三つ目

立ち飲みご令嬢
松本明澄

 怖いと恐れられているお嬢様の神乃美子だけど実は立ち飲み屋さんが好き。色々な立ち飲み屋さんを渡り歩いてコミュニケーションを育んでみたり美味しい肴に舌鼓を打ったりする話です。
 作者の方、コンビニお嬢様の方だったのか! そちらも読みたい作品でした。
 どうしても出会ってしまう作者さんってたまにいるけど松本先生もそうでした。もう一つの連載作品も面白そうです。
 立ち飲み屋さん、流行っているの?? というか私が立ち飲み屋に興味があって目についているだけなの? という、どちらなのか分からない状態。
 もつ煮も美味しそうでしたし、枝豆が美味しそう&豆だけに豆知識も興味深かった。
 こちらは単行本の1巻が10月21日に発売になります。
 コミックDAYSでも一部無料で読めますよ。 



*四つ目

まんが世界の偉人と泥酔
かやまゆう

 祖母がイタコなためか偉人を召喚できてしまう七味ちゃん。偉人の自身のしくじり体験をアテに一緒にお酒を飲む漫画です。
「まんがでわかる偉人」系の漫画が好きだった人は好きになるのではないかと。
 1話目はナポレオンだったのですが、初手からアクの強い人物でした。レオナルド・ダ・ヴィンチやナイチンゲールの回もとても楽しめました。
 8話目まで公開中なんですが、単行本情報がないのが気になる。
 単行本で読みたいです。

 以上、四つの漫画でした。コミックDAYSというアプリで読めます(もしかしたらブラウザでも)。PRみたいになってしまったけど完全に個人の趣味で書いています。
 どれも好きです。