aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

I・II・IIIだとIIのシステムが好き


 とか言ってみたいけどプレイしたことがあるのが単純にそのなかでIIだけという。アプリ版のIIとVはゴリゴリのCGリメイク感があったけどピクセルリマスター版はそのままの雰囲気と等身できれいな色になっていたのが感動でした。
 音楽も当時できなかったことを植松伸夫さん監修で再表現していると書いてあってそれもとても素敵でした。
 個人的にはゲームボーイアドバンス版で採譜が色々間違えていたりアレンジが利きすぎていたりしたのがショックだった民です。


*悲嘆の春を迎える前に

 Nintendo 3DSでバーチャルコンソールソフトの取扱が2023年の3月下旬で終わってしまう。ニンテンドーeショップへの残高の追加は2022年の8月までですって。
 交通系ICカードマネーとクレジットカードでの残高の追加は2022年の1月で終了してしまった。私は未プレイのファイナルファンタジー(無印)と、アプリ版でプレイした(未クリア)のII、FFの生みの親・坂口博信がFF IIIをクリアーする放送で観て以来プレイしたかったIII、ラストダンジョンに行きっぱなしのIVと改めてプレイしたいVIをどうしても3DSでダウンロードしたいのでニンテンドーのプリペイドカードを購入せねばならない。FFVが抜けてるよ、好きじゃないの? というお声があったら声をやや大きめにして言いたい。好きすぎてもう買ってあるのです、と。
 渋谷員子さんが丹精を込めたというピクセルリマスター版も出ているし、やろうと思えばPS版のFINAL FANTASY COLLECTIONも持ってはいるけれどPS版はセーブデータの読み込みが重くてSFC版に比べるとラグがあり、PS版、PSP版ではシーフがダッシュすると4倍速で走るのでどうにも遊び難かった。ピクセルリマスター版はまだとっておきたい気持ちとSteam版とアプリ版であることが遠因でなかなか踏み切れない。

 余談ですが今更ピクセルリマスター版のドット絵を拝見しましたら原作とあまり遜色ない色使いと細かな色の使い分けに感嘆のため息が出ました。VもきれいでしたがVIはまさにピクセルリマスターという言葉がしっくり来る色使いでした。さすがドット絵の匠です。
 音楽のほうは環境の諸事情により聴けていないので後日聴いてみます。「要望が多かったらほかの環境で遊べるようにがんばります!」と公式サイトのQ&Aに書いてあったのでそれ込みでSwitch版も期待します。


 閑話休題。
 調べに調べると(DS用や3DS用にリメイクされたものを除いて)バーチャルコンソールのソフトはどれも原作というかベタ移植に近いのだと知った。
 同じ理由でドラクエのI・II・IIIもプレイしたいのだけども叶っていない。こちらはSiwtchでもDL版が発売されているのでまださほど焦らなくてもいいかなと思っている(舐めプ)。
 Switch版で出してもらえたら理想的ではあるのだけど、ミニファミコンでIIIが、ミニスーパーファミコンでVIが、そしてピクセルリマスター版が出てしまうと「もう出ないのでは」感が強いのが否めない。というか公式サイトの案内を見ると恐らくお蔵入りだろう。ピクセルリマスター版はそれはそれでとても、かなり魅力的だけど子供の頃にプレイした、ざらざらしたドット絵のあの雰囲気もまた違う魅力なんですよね。

 井伏鱒二の山椒魚ではないけれど悲嘆に暮れる前に購入しておきます。