aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

私と家族について


 長くてごめんなさい。自己紹介編は今回で終わりです。


*その2

私=サチ

 主体性がないようでいてかなりの頑固者なので絶対に考えを変えないけれど自分が間違っていることを自覚するとしゃあしゃあと宗旨変えします(絶対とは)。
 好きなものは美味しいものです。美味しいものはゲテモノ料理以外なら大体好きです。姉に味の探求者と言われたことがあります。Eテレと再現飯が好きです。
 ですが胆嚢切除により食べられるものが限られているので美味しそうで食べられないものを観ると泣くほど悔しがります(いやしい)。




 私が不登校になったときに私を精神科に連れていくのではなく、母自身がおかしいのではと思ってしまったので親の勉強会などに行ったりして、結果病気の発見が遅れました。
 真面目で感情に任せて怒ることはないけれどこちらもかなり頑固です。
 現在は量をセーブしつつ働いています。
 お酢は好きじゃないけどお寿司が大好き。餃子も大好き。食べることが大好き。
 園芸とソーイング、刑事モースのような海外ドラマが好き。緑の指の持ち主。
 生まれてから苦手でさわれなかった黒物家電を徐々に克服中。




 少し歳が離れた姉。その昔、幼い私に「好きでお姉ちゃんになったわけじゃないからお姉ちゃんって呼ばないで!!」と啖呵を切った。お姉ちゃんと呼ぶことを諦めた代わりに「じゃあ私もサチちゃんって呼んで!!」と交渉し、それ以来お互いに名前+ちゃんで呼び合っている。
 以降にお姉ちゃんって呼んでいいよ、とも言われたけれど気恥ずかしくて呼べない。
 人にも自分にも厳しいけれど、私などよりよほど精神的に潔癖で繊細な心の持ち主。ネットは観るけど世の流れに惑わされず自分の意見を貫き通す。
 好きな食べ物は甘いもの、辛いもの、塩気のあるもの。うちのなかでは一番グルメかも。
 苦手なものは美味しくないもの……かな?
 ゲームとアニメと漫画を愛する。黒物家電好き。
 仕事をワーカホリック気味にとても頑張っている(長子ゆえの真面目さ?)。




 今から五年前にがんで死去。母大好き人間でございました。あまりに存在感が強かったので未だに「三人家族の今」に慣れない。
 我が家のオタク遺伝子の持ち主。白物家電も黒物家電も大好き。
 実がなる植物が好きで、チャーシューと梅干し、味噌を作ることに命を削っていました。
 今思うと女三人に虐げられていました。若干オトメン。
 好きなものはお酒(特にビールと芋焼酎)お肉とお刺身、白米とお味噌汁、ラーメン、うどん、蕎麦。逆にそれ以外のものが食べられなかったヘビー級の偏食家。趣味は料理と整頓とビデオ(後にDVD)作り。


わんこ

 我が家で二度目に迎えた犬。生後2ヶ月くらいの頃に捨てられ保護犬だったところを里親会様より迎えました。
 昨年に18歳で死去。父が生きているあいだはずっとお互い分かり合えなかったですね。
 私のことを「こいつは俺がなんとかしなきゃいかん」という目でうちに来たときからずっと見ていた節がありました。その証拠に母や姉がいると甘えてないたが私と一緒のときはなくだけ無駄だと思っていたらしく、ほとんどなくことがなかった。私に対して甘える、みたいなこともなく、撫でると喜んだけれど「撫でさせてやっている感」は常に醸し出していました。
 晩年はZABADAKの「14の音」が好きだったようで聴かせると泣き止みました。
 好きな食べ物はリンゴとキャベツ。苦手なものはシャワー、車、注射と病院、ラム肉のカリカリ。


先代わんこ

 我が家で最初に迎えた犬。
 9歳か10歳ほどで亡くなってしまいました。もともと体が弱かった。
 とても頭が良く、車に乗って外を眺めるのも好きだったし電車を見るのも好きで、人間の男の子っぽかったです。
 プライドが高くて甘えることがほとんどなかったけれど晩年にやっと甘えられるようになってから逝きました。
 好きなものはご近所さんのわんちゃん、電車、自動車、お肉の缶詰(犬用)。
 苦手なものはシャワー、犬小屋、うちの父。


 そんな家族で身を寄せ合ったりけんかしたりしながら過ごしています。