aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

三日目にしてやっとまともな更新ができた気がします


 今までは0時00分にチョクで更新していました。予約更新の意味がなかった。明日も予約更新できるようがんばるぞ。
 今日は台湾カステラというものを作りました。けっこう美味しかったけど派手な味が好きな姉の舌には合わなかったようでちょっと悲しかった。正しい味はわからないけど私が作ったのは出汁の味がない甘めの伊達巻みたいな味でしたよ。それはそれで美味しかったけど食べてもらえないお菓子はなんか悲しい。
 連鎖的に昔の誰も選んでくれないトラウマの花いちもんめを思い出して苦しくなる。選んでもらっても選んでもらえなくても苦しくなる悪魔のような遊びでした。

*痛くならないという選択肢はないのか
 25日の午後から気圧が下がるとプッシュ通知で見たけどそんなに意識はしていなくて、でもやっぱり夕方になったら頭痛がしてきました。月イチのビールを飲む日だけど飲めないかもしれないなー。楽しみだったのでちょっとがっくりだ。
 燻製もやりたいのに今ひとつ天気が整わない。
 東京と埼玉と群馬のほうで雪が降るみたいな予報で千葉県もシルエットだけはあるのに予報士さんにガン無視されている上に、千葉県のシルエットにかぶるように文字が表示されたときは千葉県が雪に関係なさすぎて(あるいは邪険にされているようにも見えて)ちょっと笑ってしまった。今はどうなのかなと思ったらやっぱり雨しか降らないみたいでした。でも気圧は下がるんだろうな。頭痛が気がかり。
 前に、座っていた椅子が壊れてその時に尾てい骨を強かに打ったので気圧が下がると尾てい骨が痛くなったりしていましたが去年から痛みが頭のほうにシフトしてしまったなあ。

*暫定一位
 図書館で本を借りようと一冊選び取って、「館内パソコンで調べたらもっとあるかも」とパソコンで調べてみて「おお、これいい。貸出中でもないし、探そ」と思って、指定の場所と番号で調べて見ても全然なくて「なんでだ?」と思ってパソコンとコーナーを行ったり来たりしていて、何気なく「そういえばさっき手にとった本もこの辺りのエリアだったなあ。なんというタイトルの本だっけ」と思ってタイトルを見たら、まさしく私がパソコンで調べていたその本を手に持っていました。今年の大ボケ暫定一位です。
 ダフニ・デュ・モーリエの破局を読んでいます。レベッカも読みたいけど映画を見てからその世界に入りたい気がしてなかなか読めません。鳥は小説だとどういう描かれ方をしているのか気になります。

*気になる映画その1
 母が昨日のNHKラジオ深夜便を聞いていて気になる映画が三つあったらしい。それを調べてほしいらしく、キーワードを挙げて行く。
「ええとね、確か主役の人が(主演の人)25kgも減量して挑んだっていう映画なんだけど」
 グーグルの検索窓に「映画 主役 25kg 減量」と入れる。減量して映画に出た俳優さんがずらりと表示されて25kgを目安に聞いていって「そういうのじゃないねえ」と言われ、検索候補にジョーカーがあるけどこれかなあ? と疑問に思いつつ「もしかしてジョーカーって映画?」と聞くと
「あ! そうそう、それ。でも減量して映画に出る人ってたくさんいるんだねえ」
 と、それが一つ。なかなかハイカラかつ渋いチョイスです。「二つ目は?」と聞くと
「うーん……と、確かローマ法王の話で、コンクラーヴェとかが出てくる……」
 これは私知っていました。
「もしかしてローマ法王の休日って映画? それだったら実際にコンクラーヴェがあった時にちょっと話題になったよ」
 と、言うと「うん、多分そう」と、ちょっと曖昧気味な返事でしたがそれだったみたいです。あとでらじるらじるで確認しとこう。
「それで? 最後は?」と聞くと、
「離婚が題材の映画で、マリッジなんとかっていう」
「どこの映画なの?」
「分かんない。アメリカじゃない?」
 と、かなりアバウトな返答。検索キーワードは「映画 離婚 マリッジ」。離婚なのにマリッジ? と思いながら調べて出てきたのは
「これ、かなあ。マリッジ・ストーリーっていうの」
「あーそれそれ!」
 アメリカというか米英合作のコメディ映画のようでした。唯一知らない映画でしたが面白そうで見てみたいと思いました。ネトフリなどで見られるみたいです。
 この一連のやり取りを見ていた姉が一言、
「タイトルを覚えていないから全然出てこないのかと思ったらちゃんと出てくるのが逆にすごい」
 ね、私もタイトルを忘れたら絶対に出てこないと思ったよ。グーグルさんに感謝です。今のグーグルさんは一周回って頭わるいとか言ってしまった過去をお許しください。

*気になる映画その2
 冬は寒くて家族いっこのこたつにまとまっているため、自然とテレビを見たりブルーレイコーダに録画したものを見たり動画を見たりと一箇所にとどまっていられる趣味に集中しがちなんですが、そんななかで母は著作権の切れてお安くなったDVDに興味があるらしい。映画だと最小限の動きで済むもんね。
 新聞広告で探したり、でもそういうのは好きな監督の作品でも観たいものはなかなか見つからないらしく、「なにかでないかな」と思っていたところに著作権が切れてお安く買える(吹き替えなどはないもよう)DVDを発見して購入を迷っていた。
 父も一度だけワンコインDVDのローマの休日を購入していましたがなかなか良いものですよねえ。母がなにを選ぶのか楽しみです。私もなにか往年の名作を探してみよう。

*余談
 前にも書きましたが、父はビデオを作る趣味が高じてDVDを作る(DVDのケースなどを自分でデコってプリントしたりする)のが趣味だったんですが、ケースは良いとして安いディスクで作っていたので、劣化が早くてオチまで見られないという致命的な欠陥のあるディスクを作ることで我が家で名を馳せていました。そのため未だに父のDVD棚は未踏の地となっていて全然手つかずの状態なのですが、見られるものと見られないものを分けたほうがいいのかな? と最近は思わないでもない。けど父にとっては大事な作品だしなー……自作の映画じゃないとはいえ。
 家族と相談かなー。私もお終いの準備はいつでもできるようにしておこう。とか言う人間が一番長生きしたりするんだよな……フラグを畳み折りたい。むしろへし折る勢いで。