aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

にわかに



 The Beach Boysに嵌ってみたりしています。ファットボーイ・スリムも改めて聴いていてよかったので好みが二十代後半から変わっていないのかもしれない。恐ろしい。


*おやすみさえ三日坊主

 三日ぶりです。言語能力のヤバさは健在ですが体調が戻ってきたので再開します。
 これからはPV数にあまりこだわらず程々の更新でいきます。書けるときは書いちゃうけど。
 ふと自分の部屋を見渡したら本棚以外にも本が散らばっていたので消化しないと一生かかっても読めないかもしれない……と思ったので少しずつ読んでいきます。
 でももしかすると全部は一生では読めないかも。
 田村由美先生のビショップの輪を子供の頃友達から借りて読んで面白くて好きだったので大人になってから揃えたけど未だに読めていない、とか。
 私的田村由美先生空前のブームの頃に購入した田村由美先生の短編集やコミックス版で揃えた巴がゆく!も勢いがあるうちに読まないと。しかし短編集は短編集で作品数が多くてどれもボリューミーなので手を付けるのに時間がかかってしまう。
 ドクター・ホワイトも続きが出たら読みたい作品なんですが、新刊が12月に出たばかりなので最低でも半年は待たないと最新刊は望めないかな。早くヨミタイヨ。


*四十になっても惑う自信なら存分にある

 朝起きると姉に「誕生日にほしいものってなにかある?」と訊かれて「全然考えていなかった」としか答えられず、「なにか考えておいてね」という言葉がまるで通り抜ける風くらいの音のように頭のなかで響いた。
 誕生日はあと三ヶ月(厳密には二ヶ月と少し)は先で、私は欲しいなあと思うものは月々のお小遣いでやりくりして買ってしまうタイプなため「誰かに買ってもらいたいもの」がすぐに思い浮かばない。

 なにも思い浮かばないまま6月を迎えそうなので意識しておこう。
 しかしあと2年で中年の初級者である三十代を卒業となる。大人という自覚には全く慣れていないし、中年の中級者クラスの四十路の仲間入りをするのもなんだか烏滸がましい気がする。
 村松友視さんが昔のエッセイで「五十代は中年の上級生みたいで居心地が悪かった。六十代になって新入生のようで気持ちが楽になった」というようなことを書かれていて、当時は私も十代くらいだったため全く実感がわかなかったけれど中年の初級を終えようとしている今現在は「三十代ってなんか楽だったな」という実感がある。
 四十代の重みに耐えられるか今から不安です。