aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

そういえばの話(1)



*そういえばの話その1

 胃腸がとにかくもやもやとするのでなんとか下そうとなんやかや体に良さそうなものを摂ったりする。
 菜食主義だけどお肉っぽいものが食べたい、というかた向けに大豆由来のお肉が作られたりしていて「文化だなあ」とその文明に乗せてもらいたい気もするんですが、私は特段にお肉が食べられない人ではなくどちらかといえば美味しくいただきたいほうだし、どこか遠慮の気持ちがある。
 というかお肉は好きだけど濃い味付けが食べられない(体が受け付けない)身からするとお肉は食べたくないけれど濃い味付けのものは食べたい、という気持ちが微妙にわからない。
 そこはずっとすれ違っていくんだろうな、とは思うけどはるか昔から存在する精進料理ってすごいんだな……とも思ったりもします。
 藤子不二雄A先生のご実家がお寺(後にお寺ではなくなるも)で子どもの頃から精進料理を食べて育った話が有名ですよね。手塚治虫先生に鰻をご馳走してもらい断るに断れず食べて精がつきすぎ、鼻血を流してしまったという逸話も。


*そういえばの話その2

「除夜」とは、「夜を取り除く」とはどういう意味なのだろうと思っていて調べずにいたけれど調べてみたら大晦日のこと自体を新しい年を迎える日「徐日(じょじつ)」と言うらしく、その日の夜だから除夜というらしい(語源由来辞典様より)。
 なーるほーどねえ、とか思いつつ一夜飾りもそんな感じ? と思ったら一夜飾りはまた意味が違うんですって(しきたり.net様より)。
 そんな感じなので書いている時点では28日火曜日なんですが「正月飾りは28日に飾ると良い」との縁起に倣って、大晦日までの記事を「そういえば」と思い出しながら書いていって予約投稿しようと思います。