aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

新居昭乃さんのLittle Piano vol.10 TOKYO FM HALLの感想です

かいつまんでいますが中途半端に思いっきりネタバレの記事を書いているのでアーカイブで初めてご覧になるというかたはご注意ください。 ↓ ↓ オッケーなかたは続きからどうぞ。

*こんなにあっという間だった二時間もそんなにないです

今日(更新時点では前日)は新居昭乃さんのLittle Pianoの最終日のライヴを配信で観賞いたしました。リクエスト曲のなかでも特に人気の高かったもの、ということだったので納得のセットリストでした。 三日月の寝台は昭乃さんのラジオ聴き始めの頃に「なにこの曲すてき!」となって貧乏中学生だったので空の森そらの庭は買えず、図書館に寄贈されていたアニメ主題歌集みたいなのに入っていた曲が「三日月の寝台」でした。思い出深いです。月の家も初めて購入した昭乃さんのCDだったので思い出深かったです。欲を言えば黒い種も聴きたかった……。 白昼夢は同じ曲なのかと思うほどの大胆なアレンジでした。とてもメルヘンな雰囲気のアレンジでした。 花かんむりと凍る砂も納得の、でした。両方ともラジオで流れたのをテープに吹き込んでお風呂で聴きながら姉とよく歌いました。その後昭乃さんを通して友達になった友人が誕生日にGoddess In The MorningのCDをプレゼントしてくれたりとか、空の森とそらの庭は発売の翌年だったかに誕生日プレゼントで母が買ってくれたんだったと記憶しています。どのCDも今も大事に聴いています。 光のすあしはロードス島戦記英雄騎士伝のエンディングテーマで、サントラを当時買って「昭乃さんヴァージョンが聴きたいなー」とずっと思っていたのをずっと忘れていたので、歌ってくださったとき側頭部をスコーンとやられたような衝撃を味わいました。幸せです。時の歌も意外でした。まさか歌ってくださるとは……という意味で。 空の青さも嬉しかったですし、リアルタイムで聴いていた頃より心にすっと馴染んで、改めて歌詞に注視して聴きたいと思いました。 懐かしい宇宙は「KURAU Phantom memory」というアニメの、昭乃さんにしては珍しいオープニングテーマだったんですけど、アニメ自体がかなり好きで(何年か前にも記事にしました。検索したら大したことは書いていなかった)、ざっくり書くとクラウという女性が主人公で、片割れ的存在の女の子が誕生して、彼女には名前がなくて「なにか、いい言葉」というサブタイトルの回で「浮き浮きするような、なにかあたたかくていい言葉を名前にしよう」と言って女の子にクリスマスという名前がつくんですが、「懐かしい宇宙」にも 「優しいもの 甘くて暖かいもの 何かいい言葉を」 という歌詞があって、懐かしくて胸が熱くなって泣けてしまいました。近年での昭乃さんのライヴでは何かしらいつも泣いています。 鉱石ラジオも砂の岸辺もどの曲も大好きなので嬉しかったです。 というか全ての曲が素敵で素晴らしすぎたため今回のライヴをCD化か映像作品化をしてほしいです。完全保存版すぎました。 衣装も髪飾りも素敵でした……。余韻に浸っています。