aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

マツコの知らない世界のビジュアル系の世界を観てから

BUCK-TICKのトリビュートアルバムのPARADEシリーズを聴きながら寝たらなんだか幸せな気持ちになることができました。新しいと古いが混在していて気持ちが良いです。文句なしに好きなミックスはcali≠gariのMISTY ZONEです。曲の良さを引き出してそれを壊さず新しいものにしているところが凄いです。

*ビジュアル系に関わらずロックバンドが好きなんだと思います

マツコの知らない世界をTVerで観ましたよ。最初にまずビジュアル系の世界。今の時代は変化が多様でビジュアル系+地下アイドルが面白かったし、新境地だなと思いました。ほかのバンドもインパクトが強かったです。最上川司さんは名前のインパクトも強かった……、ビジュアル系×筋肉も新しい。ヴェルサイユというバンドがフランスで受けているというのは日本に置き換えると海外の人が日本の時代劇を作るような感じなのだろうか。 BUCK-TICKが紹介されなかったのは寂しかったけどtwitterで「BUCK-TICKはあの年表だと紀元前」とあったので納得しました。1989年だともうTABOO辺りかな? 結成もデビューももう少し前ですよね。BOØWYはどうなってしまうんだ……BUCK-TICKの先輩だけどビジュアル系というくくりではないのかな。 SHAZNAは確かにブームと混乱が同時に巻き起こりましたね。私は「変わったメロディーの歌だなー」と思ったのと、すごく光で飛ばしているなと思った記憶がかすかにあります。 MALICE MIZERもそんなに詳しくないです。月下の夜想曲だけ今でも如実に思い出せるくらいで。昔MANA様のすっぴんの写真を探そうとした時期はありました。 リアルタイムのときに通っていたフリースクールにMALICE MIZERが好きな男の子がいて、というか当時(1997年~1999年)のビジュアル系ロックバンドが好きな子がいてずっとそこでビジュアル系ロックバンドの音楽が流れていました。 DIR EN GREYは一枚だけシングルを持っていました。Plastic Treeもシングルを一枚だけ。名前は知っているけど曲は聴いたことないバンドだとLaputa、美流沙女(ビルシャナ)……くらいですね。引くほど少ない。いや、思い出せないだけだと思いますが。雅-miyavi-さんは昔儚げな雰囲気でしたけどテレビでお見かけしたときは名ギタープレイヤーとして登場してわりと筋肉質になっていて昔の面影がなく、驚いた記憶があります。 1990年代後期~に聴いていた、あるいは聴いたことがあるバンドだとDEAD END、cali≠gari、個人的にビジュアル系として捉えていいのか分からないけどZI:KILL、最初はビジュアル系っぽかったけど後にビジュアル系ではなくなった(と私は捉えている)L'Arc~en~Cielでしょうかね。 がっつり今も、というのは定義の難しいL'Arc~en~Cielのほか、1990年代後期からライブ中心になっていったBUCK-TICK、ファン自体がひそやかだけど実は熱いSOFT BALLET、賛否の分かれる、ファンはもしかするともう少ないかもしれないGUNIW TOOLS辺りの曲を聴いている感じです。いまものすごく好き、となるとビジュアル系ロックバンドと次にマツコの知らない世界で特集されていたヒューマンビートボックスのあいだくらいの音楽になってしまいます。求めるものが日常と非日常のあいだくらいなのかな。

*気になる世界なのですが触れる機会が少なくて

ヒューマンビートボックスの世界では、SHOW-YAも全く詳しくないし(聞くと脳内変換候補が庄やになってしまう)、 SHOW-GOさんも未知の存在でした(ショーゴというと脳内変換が浜田省吾さんになってしまう。しかも直撃世代でもない)。 SHOW-GOさんのヒューマンビートボックス音楽(ちゃんと分かっていなくてすみません)のテクニックは圧巻でしたが、ちょいちょい聞こえる生音感が気になってしまったので私は黙ってエレクトロニカ聴いとけなんだろうな。でも音楽はとても好みでした。サブスクでも聴けるそうなので聴いてみます。 あの年表を私のネット人生に置き換えると黎明期(創世記?)と迷走期のあいだくらいの世代です。twitterはSNS創世記から使っていた自負こそありますが、コミュニケーション能力はSNS創世記に置いてきてしまいました。あの頃どうやって知らない人とコミュニケーションが取れていたのか今となっては謎でしかないです。

※)そもそもヒューマンビートボックスの世界自体に詳しくないので内容についてはお察しください。 追記.前々回の記事で紹介させていただいた「コミックエッセイ・えむふじんがあらわれた」様の「アウトレットモールで本当の営業術を体感した話」のエピソードに登場する店員さんがトルネコ似のおじさんであることに今更ながらに気が付きました。どこかで見たことがあるけど店員さんの顔が邪悪だったので結びつかなかった……。どこに書いていいのか分からなかったけど感動した気持ちを抑えられなかったのでひとまずこちらに。記事の内容全然関係ないけど。