aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

とても嬉しかったこと

個人的な備忘録を含めて。

*本当に救われました

昨日の姉がすごかった。私は気分が落ち込むととことんまで落ちてしまって、昨日もそうでしたがお風呂に入っていて姉が「入るよー」と言ったときも「人と入る気分じゃない」というトーンを丸出しにしていたのですが(こういうところを隠せないのが恥ずかしい)、ふと姉が 「そういえばさ、この前の競馬……1等、5億だったんだって。すごいよね。人生変わっちゃう」 とニコッと笑って言ったのです。その一言と笑顔にころっと気分が明るい方向へ向かって「そういえば友達が競馬ときどきやるから馬肉は食べないんだって」と話してみたら「あー縁起を担ぐみたいな? うちはお父さんが馬肉を時々買っていたから無理かもね」の話から、父が好きだった珍しい食べ物やそれらを本当は一人で食べたかったけど娘たち二人も食べたがるといやいや、仕方なくくれたりしたことなどを話して、湯船に一時間くらい浸かっていたのではなかろうか。 出る頃にはすっかり明るい気分になっていました。 こういうところは本当に姉には敵わないと思います。天性の姉気質というか、本人は姉であることが重荷だったと言っていましたが、でもやはり末っ子の私や母に持っていない長子の面倒見の良さを持っているように思っているんですよね。 ありがとう、姉。