aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

体は丸いです

今日は一日中、本を読んで過ごしたい気がするけど織物もしたい。来週の献立も考えなければ。今週はああだこうだといいつつ四日くらい夕食を作ったよ。まだ100%のイヤではないかな。臨機応変な味付けは難しいのでまだまだ未熟者です。

*丸くなるには遅くないか

一昨日の夕食は焼きシャケに小ねぎの和え物で、昨日は巻かないロールキャベツとおもちでした。まるまる一個のキャベツはお鍋には入り切らないだろうと思って土鍋に入れて正解でした。 キャベツ一個まるごと使うのでお腹にもたまる。明日の朝の分もある。お腹がキャベツと肉団子でいっぱいです。美味しかったのでまた作りたい。でもお腹にものすごくたまるので作るのは一ヶ月後くらいでいいかも。蒸し料理なのでお腹にも優しいよ。食べる量をわきまえたらね(わきまえなかった人)。 ごはんの話をし始めたらネタがつきたか、性格が丸くなった、とどこかで漫画家さんが書いていたけど私はその両方な気がする。私自身が一番鋭利でぼんやりしていたのは幼稚園児の頃です。ぼやーっとした頭のなかで常に「誰かに毒殺される」と思っていたし、注意を払っていてなかなか笑わない子供でしたよ。それに昨日の出来事は常に夢の出来事だと思っていて、夢ではない痕跡を探すのに必死になっていました。 そのことをつい最近母に話したら「サチは宇宙人だったのねー! 良かったわー地球人になれて!」と冗談めかして言われてしまったけど、似たようなものなのかも。現に私は今でもリアルに現実感というものが感じられなかったり、母と姉の手助けになるために生まれてきたように思っている節がある。実際には母と姉に助けられている現実というものはいったん置いておいて。いや置いてはいけないのかもしれないけど。

*99.9%いないかもしれない先の、いるかもしれない

きのう通院先に行くため、大慌てで車で聴くCDを選んで、それがなんとなくZABADAKの「音」だったのだけど全く意識していない状態のときに「14の音」が「とんとんとん……」と車に鳴り響いてきて、この曲は今月亡くなったわんこのお気に入り曲だったので意図せず涙がにじんでしまい、母もこの曲はわんこの気に入りと知っていたので車のなかが妙に憂える雰囲気になってしまいました。14の音は好きな曲だけど、好きとはまた違う感情が入ってしまって聴くのが難しくなってしまったな。好きは好きなんですけども心が正座してしまう感じです。 しばしの無言のあとに涙を拭い、音楽を消して車を後にしました。なんとなくまだ「帰ったら家にいるかも」の感覚が消えないです。 そういったことを思い出してしまったので2021年01月28日付のわんこがうちに来て18年目でを公開状態にしました。日付は書いたときのままの状態です。