aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

私には色気がないな

そうなった理由はいろいろあれども、それゆえ色気のないババくささが仇となる場合もあります。わかりやすい言葉でいうと他人にカーチャンを求められることがあるけど私は誰のカーチャンでもないんだよ……。

*予言めいた言葉が焼き付くときもある

人生の節目節目で耳に残ったり目に焼き付いたりする言葉とかありませんか? 後々の人生に影響がありそうな……? みたい感じの言葉。 私の事例だと、中学生の頃にカウンセラーさんのお宅に伺って、雨が降ってきて帰りに傘をお借りしたんです。「必ず返しますね」と言ったんですがカウンセラーさんが半笑いで「いいわよ。そういって返ってきたことないもの」と仰ったんです。この言葉が信用されていないってすごく悔しくて「絶対にこの人の信頼を勝ち得るぞ」と決意してそれ以来20年以上経ちましたでしょうか。今も仲良くさせていただいています。 それとか、職業訓練所でお弁当に鶏の唐揚げが入っていたことがあって、中学時代からの知人さん(友人と呼びたいけどご本人が嫌がると思うので一応)が「鶏の唐揚げだ。私、鶏肉だーいすき」と仰った一言がずっと頭から離れなくて「〇〇さんは鶏肉が好きなんだなー。私はそうでもないかな? どうなんだろう」とずっと頭で問い続けてきましたが今年、鶏肉が苦手になりました。全く食べられないというほどでもないけどコンディションによってはだめな日もあります。そこで職業訓練所時代を思い出して「私思ったより鶏肉好きだったな」とか。食べ物でいえば子供の頃に好きだったミートボール、いつか食べられなくなる予感がしていて切ない思いをしていたら今年になってひき肉も若干苦手気味に……。 人生観でいうと、十代の頃にリリーのアトリエの攻略本を読んでいて、魔女三人だったかな? リリーとイングリドとヘルミーナが女三人で仲良く暮らすエンディングがあって、「こうなるような気がする。うまくいえないけど」とずっと思い続けていて、思っていたのと同じかは分からないけどそんな雰囲気になっているように思う。 人生で、物凄く影響を受けた名言とかじゃなくても、ふとした一言が心に留まっていることってないですか。

*隙間のつぶやき

アマゾンプライムに入ろう! と思っているものの、母と姉がCSを観たりしているのでなかなかアピールタイムに恵まれず、「プライムに入る意味があるのか?」と思いつつある。YouTubeやTVerは時々観ていて楽しんでいます。 我が家にサブスク時代は来るのだろうか……。

*人生なにが起こるかわからんね

服のタグをきれいに取り除いて、縫ってある糸を外し始めました。前もやりましたが糸を外すのが大変で、でも切って糸にするのはもっと大変でした。前回よりは布の量が半分くらいなのでもう少し楽かもしれないですが。 服の形をしていたときから「良い味になりそうだ」と思っていた柄だったので織ったときが楽しみです。経糸を用意するのだけが本当になんとかならないのかなんだけどなー。 経糸をきれいに、かつ一人でも巻き取れるグッズがないものだろうか。 ショールの次は出来上がり二枚の布を合わせてベストにしたいんですって。 織ることができるのは嬉しいなー。少なくとも二、三年前に織物をしている自分は見えていなかったです。

*当たり前だけど子供の頃のままではいられないね

急に思い出しましたが人生の合間合間に登場する豚。銀の匙で読んだブタの「豚丼」。きょうの料理でみた乳酸発酵豚。豚はいま一番セーフティーゾーンにいる存在です。牛は大好きだけど難しい。鶏は気が付かなかっただけで好きだったし好きなんだけどな。体質が変わってしまうのは悲しいね。手術したらまた変わるのかな。 自分と一緒にほかのひとも、自分に見える景色も変わって行くなーと常々思います。