aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

鬼滅の刃 無限列車編を観てきましたよ

でも映画の内容には殆ど言及していないので原作を読んでいなかったら大丈夫な内容。場合によっては読んでいなくてもほぼ大丈夫な内容。観て一番思ったのは「この流れでアニメ二期やるんじゃないか?」でした。やってほしいな。

*行ってきましたよの記録

鬼滅の刃 無限列車編、観に行ってきました。毎度のごとくwith姉です。姉は仕事帰りだったので下りの電車じゃなくて上りの電車内で待ち合わせをして。着いてすぐにチケットを発券していそいそとごはんタイムに。 お昼ごはんは石焼ごはん倶楽部というところの台湾まぜ炒飯にしました。まぜそばも美味しそうで迷った。姉は油淋鶏定食とのあいだでかなり揺れていて「サチちゃんもこれにしない? 台湾まぜ炒飯と値段のテンションが違うじゃない」と言われて油淋鶏は確かに好きなんですが、最近は外で食べる鶏肉(お腹が痛くなることが多いのです)が少々怖いので初志貫徹で台湾まぜ炒飯にしました。姉も物凄く迷っていたけど同じものに。 まぜ炒飯、当たりでした。魚粉? とひき肉と海苔の部分とネギ(ニラだったかも)の相性が良くて混ぜたら混ぜるほど美味しくなって行きました。二人とも無言になりつつ食事終了。 「そんな、いいよォー」と言いながらもご馳走になってしまいました。後光が差しそうな姉に合掌しつつ「ご馳走さまでした」を。 それと少し前後するんですが行く前から「お昼は私がご馳走するからね」と言ってもらえていたのでせめてものお礼に、というわけでもないですが、マイニンテンドーストアの交換ギフトで好きなものを選んでもらいました。届くのはまだ先になりそうですが喜んでもらえると嬉しいです。ギフトは無料だけど一応送料分がかかるから……不甲斐ない妹を許して。 話が戻って、ごはんをご馳走になったあとは「まだ時間があるね」ということでテナントのCDショップに。店内でガンガンに紅蓮華が流れているさなかに映画の主題歌である「炎」(ジャケットが煉獄さんのもの)を購入していました。 姉は劇場物販でも煉獄さんのアクリルスタンドを購入しておりまして。 炭治郎のものと2種類ありましたが呼吸の型の場面のもので、煉獄さんだったら炎をまとっている、炭治郎だったら水をまとっているという、とても細かくて美しいアクリルスタンドでした。 劇場物販で印象的だったのは小さな男の子が禰豆子のアクリルスタンド風なものを手に持っている姿でした。男の子が女の子のモチーフのグッズを買うのをあまり見たことがなかったので「時代かなあ」と思ったりしていました。

*観てきましたよの記録

内容には敢えてあまり触れませんが、映画館内が乾燥していた+マスクで途中むせそうになりましたがトイレに行くことを苦慮してドリンクを買わなかったのが仇となり、咳をめちゃくちゃ我慢していて映画どころでなくなったシーンが何度かあったのと、涙を流したら良いのか咳をしても良いのか分からない場面がいくつかありました。苦しかった……。 それでも映画ならではというか、漫画にはなかった演出もあって知っている展開なのに「ああああ……」と自然に涙が出てしまいました。漫画を読んだときも初見ということもあって、ボロ泣きしましたけれども、漫画は漫画で、映画のほうもとても良かったです。姉はまたIMAXのスクリーンを観に行くそうです。タフだぜ! ちなみに最寄りの駅に着いて一番最初にしたことは水を買うことでした。水分、大事です。水を飲みながら話をしていたら(一応小声で)また感動が蘇って涙が出てきてしまって困ったよ。 *ライブビューイングの記録 石田さんが弾けていました。昔話をすると25年くらい前(もっと前かも)に間近で石田さんを観たことがあります(ちょっとだけ誇らしい)。ヴァーチャルアドベンチャーという石田彰さんと三重野瞳さんがラジオのパーソナリティーをしていた番組の、インストアイベント兼三重野瞳さんの握手会でした。あの頃の石田さんは染めていらしたのかブリーチされていたのか、明るめの束ねた髪がお腹の辺りか腰くらいまであった気がする。もうだいぶおぼろげなのでそんなに正確な情報じゃないです。 そんな思い出を心に秘めつつ、ライブビューイングで見る今の石田さん、その頃よりもお心が丸くなったのか、はっちゃけていました。でも担当されるキャラクターへの自分なりの考察というかそういうものは深く心に持っていらっしゃって、言葉を聞いて感動しました。 花江さんが、炭治郎を演じつつも一人の鬼滅ファンというのも素敵でしたし、煉獄さん役の日野さんのお言葉も実際に映画を観終えてから聞くと腹にすっと落ちるものを感じました。 あのライブビューイングは素敵でしたので映像としてどこかに収録していただきたいです。

*贋作が本物を超えることはそうそうないですね

そういえば鬼滅の刃関係のフィギュア(フィギュアに限らずだけど)の模倣品が蔓延っているというのは聞いたり見たりしていましたが、見分け方みたいな動画を観ていると「自分の持っている(鬼滅の刃に限らずの)フィギュアは大丈夫かしら」みたいな妙なそわそわした気持ちになりました。フリマサイトなどは利用はしていないので今のところ大丈夫ですが、アマゾンさんとかに普通に違法なフィギュアとか売っていたりするのや、模倣品を手にとってしまったレビューを見かけるので怖い世の中になったとつくづく思います。正規品より安価だったりするものも多数ある(法外な値段のものもある)ためお子さんが手に取ってしまいやすいのではないかと空恐ろしい思いをしました。昔のアマゾンさんは少なくともそんなことはなかったのになあ。 模倣品が本物を超えることってあるのだろうか、と思ったときに「そんな漫画があったな」と記憶の糸を手繰り寄せると、思い出したのはMASTERキートンでした。ダビデの彫刻にまつわる物語でしたが贋作のほうが無知であるがゆえに人間工学的にリアリティーのある作品だった、という意味での本物を超える作品という話だったと記憶していますが。 鬼滅の刃(電子書籍で)に入学しようと思っていましたがMASTERキートンを、ビッグコミックス版1巻とワイド版2巻という変則的な買い方をして全巻読んだことがなかったのでまずはMASTERキートンに入学しますよ。 鬼滅の刃も差し当たって23巻だけは予約しています。