aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

フォークロアも

子供の頃はサウンド・オブ・ミュージックの「一人ぼっちの羊飼い」やBTTF IIIのZZ TOPの演奏するロカビリーカントリー調の「Doubleback」に身を焦がしてごっこ遊びをしつつ子供時代を過ごしました。この頃、クラシックや父が自動車で流していた昭和のフォーク、歌謡曲やポップスも聴いて育ちました。なんでも聴く土壌はこの頃からあったみたいです。 最近になってちあきなおみさんの喝采の歌詞のドラマ性と歌唱力の凄さに気がついて(今更すぎですが)ああ天晴と感じています。すべてがドラマティック。 尚、音楽の話を始めると止まらないマンのもよう。

*時が解決してくれる場合もある(弱火)

今日の午前中がわりと涼しかったので水筒を持って散歩がてら歩いて用事をすませてきました。公園の木陰が涼しくて心地良かったです。午後になってちょっと暑くなってきましたが、けれどもやはり茹だるような暑さではない気がしてそこはかとなく感じる晩夏の気配。 そういえば昨日の夕食はお好み焼きでした。豚玉なんですけど、予め豚肉に塩と胡椒を混ぜておくと美味しいと最近知って試しています。とても美味しくて嬉しい。自賛。 ただ、お好み焼きを焼くときは私の機嫌が悪いことが多くて家族に申し訳ないです。なんでお好み焼きを焼くときあんなに機嫌が悪いんだろう。たこ焼きも最初はそうだったけど慣れて頼ることも増えて苛々しなくなったのでそれと同じかな。時に身を任せるしかないのね。

*豚足で鈍速(強火)

友人に「BUCK-TICKってなにがおすすめ?」と訊かれたので狂った太陽とSix/Nineをおすすめしておきました。どちらも代表的な曲があるけどあいだに挟まれているDarker Than Darknessとか殺シノ調ベとかあとで聴くかもしれないことを思うとちょっと意地悪なチョイス。DTDも好きだけどB-Tのなかではけっこう癖があるほうだと思う。隠しトラックのD・T・Dは大好きなんだけども。 COSMOSやOL/ODも好きだけどかなり好きなタイトルなので自分で辿り着いてほしい意味合いがあって伏せました。なんとも言えない気持ち。その人にとっては未到達な地だから自力で探してほしいというのは意地悪なんでしょうか。 でも安易に教えるのは簡単だけれども自分で探して見つけた! このアルバムいい! というアフォーダンス? フロー体験?(先日のチコちゃんより)のようなギリギリまで自分を追い込んで見つけてほしいのですよ。意地悪なだけですかね。インターネットがあまり身近でなくて手近なところにヒントを持っている人がいるという状況ではなかなか難しいことだと思いますが。そう考えると私の音楽道はパソコンと同じく手探り模索で決して平坦ではなかったな。インターネット環境下にあった学生時代、聞ける試聴サイトはどんどん利用しましたし(Real Player……)、そういう意味ではギリギリの'86年デジタル・ネイティヴ世代かもしれません。今は気軽に試聴ができて若者が羨ましいぞ。最近ではFKAとArcaが気になっています。どんどんごちゃまぜになる音楽。 でも根幹には多感な時期に聴いたThe Beatles、RadioheadやU2などのUKロックが多分にあると思う。U.S.AだとNirvanaやRattなどですね。十代の頃MetallicaのFight Fire With Fireも好きでした。私の音楽ごたまぜです。 Radioheadもすすめましたが人によっては不快かもしれないから悲しいけど「聴いてみたけどちょっと……」と言われても仕方ないですねー。 自分自身がその音楽を愛していることが何より大事だと思うし、すすめて受け入れられなくても(またその逆も)好みがあるからある程度は仕方ないと思えるくらいには成長しました。成長速度が亀より遅い。