aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

煮込み料理が好きなんです


 錬金術ゲームが好きだからなのか、煮込み料理の頑張ったら頑張った分だけ美味しくなってくれる達成感が嬉しいからか。ワイン煮込みとかも良く作っていたなあと思ってから今回のカレーに赤ワインを入れ忘れたのを思い出しました。次回は入れよう。レシピに改良の余地ありだ。 *先にごめんなさい  朝の記事でカレーが国民食みたいな書き方をしてしまったけどよく考えたらカレーで事件が起こったりもして拒否反応がある人もいるだろうし、お蕎麦や卵がアレルギーの人もいるからなんでもかんでも決めつけは良くないなと反省。この先にはカレーの作り方を記載してあるので苦手な方はさけてくださいね。 *急に始まる  ルゥを使わないカレーを作りました。前回より鷹の爪の量を減らしたしヨーグルトもハチミツもけっこう入れて、それでも味が尖っていたので柿をすりおろして入れようか迷って「かなり冒険というか錬金術っぽいな」と思ったところで母が「トマト!」とヒントをくれたのでトマトをすりおろして入れたらマイルドになりました。良かった。 ・使った材料(量はどの程度か分かりませんがカレー好きな大人3人の家庭で9皿は食べられるくらいだと思ってください)  鶏の手羽元      1パック(何グラムか失念)骨ありの状態で500gくらいだったかも  たまねぎ       1個 薄切り  ニンニク       2片(1片が大きかったら一個でOKです)              包丁の側面で潰した上でみじん切り  生姜         5枚くらいの薄切りにしてみじん切り              (1片そのままをみじん切りだとかなり辛くなります)  鷹の爪        一本 種を全部取り除いてみじん切り              (辛いのお好きなチャレンジャーは種入りでもいいのかも)  オリーブオイル    適量              (たまねぎを炒める時と野菜を別に炒めるときに使います)  小麦粉        大さじ4くらい、ざっくり適量です  マーガリン(バターが大丈夫なかたはバター)              適量ですが多すぎないように20gから45gほどのあいだで  水溶き片栗粉     小さじ2くらい(溶く水は大さじ2程度)  鶏の手羽元の煮汁   1800mlくらい(召し上がる量で自由に調節してください) ・具の野菜  じゃがいも      2個 角切り  人参         1本 いちょう切り  お好みで茄子やすりおろしたセロリなども入れても、じゃがいもが苦手な方はじゃがいもは外しても自由な感じで。 ・味付け  クミンパウダー    適量  ナツメグパウダー   適量(入れなくても大丈夫)  カレー粉       小さじ9程度(大さじだと3杯くらい)  ガラムマサラ     適量  コンソメキューブ   水が300mlに対して一個くらい。               煮汁も使用するのでざっくりで大丈夫です。               今回は手羽元の煮汁が1800mlほどだったので4個使用。  プレーンヨーグルト  適量(大さじ4くらい)  ハチミツ       一回しか二回しくらい  トマト        一個すりおろしかみじん切り              (辛すぎた場合に入れるとマイルドにしてくれる救世主)  塩・胡椒       塩はひとつまみ、胡椒は二回振りかけるくらい  ウスターソース    お好みで(私は大さじ1)  醤油         お好みで(私は一回し入れます)  作り方を、誰も知りたくないと思うけど一応。メモ的に。 1  鶏の手羽元を軽くすすいで鍋に入れ、水(だし汁になるので捨てない)を加えて、完全に火が通るまで煮る。灰汁はこまめに取る。時間があれば2時間ほどそのまま浸けておく。 2  たまねぎは大ぶりのものを薄切りにして耐熱容器に入れ、バターもしくはマーガリン(分量外)と合わせて、ふわっとラップをかけて600wの電子レンジで4分くらい加熱。余裕があったら量を多めにしてみじん切りにしても美味しくなります。 3  そのあいだに生姜とニンニクをみじん切りにしてじゃがいもを角切り、人参をいちょう切りにしておく。 4  マーガリンもしくはバター(適量)と小麦粉を練り合わせておく。ちゃんと練っておかないと炒める時に小麦粉がダマになってしまうので小麦粉とバターが合わさってねっとりするまで練ったほうが良いです。 5  オリーブオイルを鍋に垂らして火にかけ、たまねぎと生姜とニンニクと鷹の爪を入れて弱めの中火でたまねぎを飴色になるまで炒める。このときに一緒にクミンパウダーとナツメグパウダーを入れる。ナツメグはなければ入れなくても大丈夫です。意味もわからないまま「あったほうがいいかも」的な感覚で入れているだけです。2の工程の電子レンジで熱を通しておくのをやっておくとたまねぎがしなしなになるので炒める時間の短縮ができます。  飴色にする時にお鍋が焦げ付かないように時々水を大さじ1(分量外)入れる。 6  バターと練り合わせた小麦粉を入れ、少し炒める(焦げ付かせないように)。 7  カレー粉を入れて少しだけ炒め、香ばしくする。ガラムマサラも投入しても良いと思います(頃合いがいまいち分からない)。ハチミツを回し入れて良いと思います。 8  鶏の手羽元の煮汁を1カップ(200cc)ほどお鍋に投入しダマになっているカレー粉と馴染ませる。 9  残った煮汁を全て入れてコンソメキューブ、ウスターソースを入れ、20分ほど弱火で煮る。灰汁はこまめにすくい取る。 10 煮ているあいだにお鍋とは別にフライパンにオリーブオイルを垂らして手羽元とじゃがいもと人参を入れ、人参が柔らかくなるまで炒める。塩胡椒はこの時にごく少量を下味でつける。 11 カレーのほうにとろみが足りなかった場合は水溶き片栗粉(小さじ2を水大さじ2で溶いて)を少量加える。 12 味見をして味が鋭かったらトマトをみじん切りにするかすりおろして入れる(うちでは皮も種も入れます)。ヨーグルトも入れて素早く混ぜます。混ぜないとそのまま煮えて白子みたいにぷりんとなります。それでも味が鋭かったらハチミツを一回し入れます。 13 フライパンで炒めた手羽元と野菜を投入します。野菜を入れることでだいぶ味がマイルドになります。そのまま15分~20分ほど煮込んだら完成です。火からおろして30分以上時間を置くと味が馴染んで尚良しです。  我が家ではカレーを作るときは保温鍋で作っています。火からおろしても熱が逃げないので秋から冬場にかけてカレーやスープなどを作る時に重宝します。  どうしてもカレーっぽくならない! 水っぽい! という方に魔法を教えましょう。  方法は簡単です。カレールゥを一片入れます。身も蓋もアイデンティティもありませんが味に統一感は出るのでどうしても、の最後の手段にどうぞ。  味がまとまらない場合は味の万能薬の醤油を少量加えるのもありです。  カレールゥを使わないでとろみを出したいときは水溶き片栗粉を増やしてみたりとか。あまり片栗粉が多いと酸辣湯みたいになるので様子を見ながら。  以上が別に料理が得意じゃないし大して上手くない人の作る簡単かつ平凡な極限までルゥを使わないカレーの作り方です。もっと上手くて手際の良い方法があるんだろうなあ。  うちは母がソースが苦手なのでウスターソースもあまり、大さじ1入れたらいいほう(入れてもバレないくらいの量を調節しつつ)。ケチャップを入れるやり方もありますがうちでは母がケチャップの酸味がNGなのでこちらは入れません。ケチャップが苦手な方や苦手な人も食べる場合は代わりにトマトを入れると味がマイルドになります。  なんてね、人に物を教えられるほど高尚な人間ではないのでこの辺でおしまいです。  自分用メモということで許してね。  明日のお昼までカレー食決定です。夏場は危険だけど寒いのでたぶんだいじょぶ!