aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

繊細だね、と言われてきたけれど

頭はともかく体は超健康なのではないか。恐らく堀辰雄とかと同世代だったとしてもサナトリムとは無縁だったに違いない。理由は風邪をひく回数を答えとする(本気で信用しないように)。

*健康なのか不健康なのか 万年腹痛持ちの私なのだけど、姉から「よく咀嚼して食べるといいよ」とアドバイスをもらい、一口30回は咀嚼するようにした。しばらくして母が「最近サチ、お腹痛いって言わないね。姉に感謝しないと!」と言っていて「ああ、そうだ、ね……?」と少し疑問符をつけて返事をしたのが昨日。 確かにお腹が痛いと訴える機会は減った。家族の前では。しかしながら一人で過ごしている時の大半は腹痛状態でいる。一人だから痛いのか、よく咀嚼することによって消化と腹痛のタイミングがずれたのか、そこまでは判っていないけど人と一緒にいると痛みが収まる気がするから、やはり一人でいると油断から腹痛がくるのだろうか。 一口30回、咀嚼するようにしてから満腹感というかそのもの自体は増えたと思うから悪影響は絶対にないと言い切ってしまうけど、私はずっと腹痛とマブでいるのかな、と世を儚みたくなる。 起きている時間のうちの1/3はお腹が痛いし、病院へ行っても「過敏性腸炎だと思うんだよね」としか言われないので過敏性腸炎なのだろうけどそれにしては万年、胃腸が緊張しすぎてやしないだろうか。 それなのにものすごく健康体なのってわりと地獄だわ。

*繊細さ>健康体 とかなんとか言っていたら姉が風邪をひいた。鬼の霍乱だと揶揄しようと思ったけれど、思い出す。姉は家族のなかでは一番風邪に罹りやすくないだろうか。父もよく風邪をひく方だったけど姉は輪をかけて風邪に弱い。 母は仕事を全うするべく常日頃からうがい手洗い寝る際のマスクを怠らないしその他諸々の健康管理はまめだ。甘いものが好きすぎるのはもう少し控えたほうが良いのかもしれないと思うけどささやかな楽しみを奪いたくはない。 姉も仕事上、うがい手洗いはかかしていないだろうと思うけれどそれでも風邪に弱い気がする。私は馬鹿は風邪をひかないという通説の流布を信じると年に一度風邪をひくことでそれの免除を受けている。つまり、その通説によれば私は限りなく馬鹿に近くて姉は頭が良くて繊細ということになる。母は日頃の管理が徹底しているので例外とする。 馬鹿で結構コケコッコーと思う一方で私は本当に馬鹿なのかもしれないと恐怖も感じる。 前にも書いたのだけども、 (2019年01月26日付映画を観る習慣がないをご参照ください。前ブログに飛びます) インフルエンザにすら罹ったことがない。恐らく今までの人生で一度も。ただ母も罹ったことはないし父も恐らくなくて、姉だけがワクチンを打ってもトラップにひっかかるみたいにインフルエンザに罹ったりする。 これは、頭が良いからなのではないか。 別に母と父が頭が悪いと腐したいわけではないのだけども、季節の変わり目に於ける姉の風邪(インフルエンザはまた別として)に罹る確率は近年の降水確率並みだ。 単に気の緩みとか気候の変動に左右されるとか、そういうものもあるのだろうけれど、それにしては私の体は胃腸の緊張に集中しっぱなしではないですか? もっと他に気にすることがあるのではないですか。書いている側から、腹痛になる。以下はエンドレスループとする。