aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

たこパのコスパ


 良いのはないでしょうか。ああ、でもいつも紅生姜を買い忘れる。紅生姜の入ったたこ焼きが好きなのに。 *母謹製のイカの塩辛を少なくとも二年は食べていない  今日の夕食もたこ焼きです。週一でたこパしているね。「たこパがしたい!」でたこパしているというより「400円くらいのサーモン1冊もいいけど、もう少し値段を下げてタコと資源が潤沢な時に買っておいたたこ焼き粉でたこ焼きを作って夕食を済ませるほうが、洗い物も少ないし材料もさほど多くなくて粉物だから腹持ち良くてなにかとオトクなんじゃない?」と気がついてしまいまして。  あと父の遺してくれたたこ焼き器が非常に有能で(部屋の温度がめちゃくちゃ上がるけど)今まで我が家でのたこ焼きといえば作るものではなく買うもの……それもちょっとリッチな時じゃないと買えないやつ……と思っていたものが比較的リーズナブルに食べられるという事実にかぶりつかないわけがなく、三週連続で日曜日(か土曜日)たこ焼きです。  来週はさすがに違うものにしようかな。でもよゐこチャンネルでイカの塩辛でたこ焼きやるのも美味しいって言ってたなー。と思うものの、イカが小さく、高くて思わず博多華丸・大吉さんのイカ不漁のネタを思い出してしまう。このネタ大好きです。とはいえ、イカの不漁は笑ってはいられないけれど。 *もう何年も今日の糧の感謝を改めてする日になっている  昨日は土用の丑の日でした。ネットの調査では57%の人が鰻の蒲焼を食べないんですってね。世の中の流れの変化とかもきっとあるのでしょう。  我が家では例年通りに鰻の蒲焼と土用蜆の味噌汁をいただきました。あとビール的なやつをちょいと。  父が亡くなる年はなにも食べたがらない父が「鰻が食べたい鰻なら食べられる」とよく言っていたのでちょくちょく買って鰻玉丼なんかにして「鰻は土用の丑の日合わせじゃなくても売っているのだなー」と知りましたけど、そんな贅沢をする余裕もないのでそれ以降は年に一度です。  ニセモノとかホンモノとか、中国産じゃないものや養殖じゃないものとか選別はいろいろありますが年に一度、経済的にも健康面でも問題なく食べられる確認としてうちでは食べている気がします。なので土用の丑の日の夕食は「今年も食べることができてありがとう」と言います。  確認はだいじ。