当分飽きそうにないです。悔やむべきはリアルタイムで観られなかったことです。米津玄師さんの歌もめちゃくちゃ良くて大好きになって米津玄師さんへ勝手に貼っていた「ただ話題性のあるだけの人」というレッテルもツルッと剥がれたし「日本のドラマは低レベル」というラベルを勝手に貼って観なかった自分を助走つけて殴りたい。
海外ドラマは予算が日本のドラマとは次元が違うから面白いの確実だけど日本のドラマだって面白いよ。と、いつも思うようにしよう。
もちろん合わないドラマもあるけどそれは海外ドラマでも一緒だしだし。先入観は良くない。
*一言でいうとモラトリアムだけど
父がなくなって少し落ち着いてきたのでその辺のはなしでも。
一言でいうと「女子校のよう」でしょうか。いや全員おばはんなのですが。男の人が一人いる、いないでこうも違うものかと思います。そう考えると私は父に(そして父も私に対して)見栄を張っていたように思います。
父のことを「父親星からやってきた父親星人」だと思って過ごしていましたが無意識下ではちゃんと父を男性だと思っていて男性である父にいらん見栄を張っていたんですね。
それが今はなくなって、父には申し訳ないけど、父がいなくて寂しいのは真実だけど、心が少し解放されたのも本当のことです。私の人生の40%は父をニコニコさせることでできていて、それが時々つらかった。それで逆恨みみたいなものなのに恨んだりもして、恨みたくないのに恨みをなすりつけるのもつらかった。
父は私にニコニコさせてもらいたい意図なんてなかったでしょうけど、それだけ私は父が好きだったのでしょう。
父を無理やりニコニコさせなくてもいいじゃないと今では素直に思えますが、一緒にいると心が一つの方向に固定されてしまうんですね。
父に対して肩肘の張った態度をとったりすなおに甘えられなかったり(甘えるときもありましたが)父に対してはなかなか本音を見せられない難しい娘で心底から申し訳なかったと思います。
父がうつし世を去り、諸々あって三人になりました。今は三人でああだこうだとわいわい過ごすのが、楽しい夢を見ているようで嬉しかったり、いつか訪れる幕引きの日に怯えたりしています。両方の意味で涙を流したり。
それと同時に「これが全部夢だったらどうしよう」とも思います。いつもの妄想だと思いますけど。
楽しいだけじゃなくて時々憎み合ったり許しあったり笑って怒って感情が忙しいからよいのかもしれません。
もう少しこの楽しい夢のような時間を過ごさせてください。父にお願いです。