aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

年賀状がね


 終わらない。ネバーエンディング年賀状。来年のはキャッチーにしすぎた気もする。全然かけていないのにキャッチーとか言ってしまう自分が恥ずかしくてThe Man Who Sold The Worldとか聞いてしまう。いやこれは好きなだけですが。  届いたかたは「これがキャッチー()ねえ。ちゃんちゃらおかしいや」とご笑覧ください。 *わたしはかなしい  ローストビーフを作りました。ですがなかまで火が通り過ぎて赤身の部分が少なくなってしまった。味とグレイビーソースは美味しかったのでよしとする。今日はローストポークを作ります。こうなるともうやけのやん八みたいなものです。ローストビーフは、大きいお肉がお店に残っていなかったので500gから600gで作るところを300gで作ってしまったのがが敗因な気がするなあ。外罰的になってはいけないけど。  ローストポークは基本的にオーブンにほったらかしでいいので作りやすい! ……はず。 *十代の頃の私は周りが全て敵のように見えていたけどそれはまた今度  ものすごく久しぶりにZilchを聞いている。たぶん年単位で聞いていない。驚くのは古臭くないことももちろんなんだけども気持ちが十代の頃に戻りそうになること。  いや……外身が三十代のおばちゃんで中身が十代ってただのホラーなんですけど十代の頃に「こういうの好きだった」「こういうのは嫌だった」という感覚を一曲で如実に思い出せるのがすごいなあと思えてしまってね。  Zilchでとても好きだった曲はEasy Jesusでした。Squeeze IT!!とも似ているよね。  十代の頃、映画という文化に触れる機会は少なかったですが音楽にはたくさん触れてくることができてよかったなーと改めて思いました。それも大きな流れで言ったら「小さくて局所的なたくさん」でしたが小さな集合体である私の一部には確実になっているのでいろいろ聞いていたのは無駄ではなかったな、とね。共通の音楽で友達になった人とも今も交流があるのも感謝です。