aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

ありがたみ


 人が近くに住んでいるだけで「私はひとりではない」と感じることができるのでありがたい。ひとりでは生きて行けない。もともと一人では生きられないシステムだけども体感するのと知識で知っているのは違うから実感としてありがたいと感じる。 *ボリューム大きいのになにを言っているのか聞き取れない歯がゆさ  近所のおにいさん(とは言っても私より年下だったと思う)がどうやらゲームの実況動画を録っているらしくてちょっと気になっている。うるさくはないけどボリュームが大きいのでどんなのを録っているのかなという純粋な興味です。  私もゲーム実況録りたいなー。身の回りのこまごましたことを片付けることから始めないといけませんですけども。人間的に真人間になるところから始める的な。 *悪意があるわけではないからね  母と姉が秘密の会話をしていることがあってそういうときに「私は入っていってはいかんのだろうな。さみしいな」と思うのだけど父がいたら「そんなことないんだから降りてこいよ」って言ってくれていたなあと思い出すとほろっとしてしまう。今はそういう人がいないから自分からどんどん入っていかないとだめなんだけどでもやっぱり秘密は秘密のままにしておかねばならんときもある。 *ベランダーの原作も気になるけど!  昨日、いとうせいこうさんの本の試し読みをしてあまりに面白くて、でも文庫で買おうか電書で買おうかまだ悩んでいる。いとうせいこうさんといえば植物男子ベランダーのドラマが面白いですがそれをはるかに凌ぐ作品を過去に出していたことに驚きです。ああもう興奮のあまり脳汁がだらだらと出てしまう。  お風呂で読みたいから電書かなとも思うけど人に読んでもらいたい気もする。悩む。