aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

さよならだけが人生だ


 父から譲り受けたものたち(物理だけどものではない)。あんまり欲しくないものばっかりです。  容姿は遺伝なのか、生き方などは後天的なものなのか。 *マムシ指も父譲り、左目も父の目そっくり  父がわりと血の気が多くて壮年期には採血に行って血を抜いていたそうなんですが、変なところで私にも血の気の多さが遺伝したらしく、先日の主治医の先生のところで何年か振りの採血、日曜日に救急先で採血、月曜日に病院で感染症などの検査のための採血、木曜日の内視鏡検査の際に採血、とゲシュタルト崩壊するほどの採血があったからか、いま現在全く怒気などがないです。  要するに血の気が多かったっぽい。ぷりぷりしないのはとても良いのだけど食欲がないのがひどい。料理漫画を読んでいると苦しくなるほど。つらい。  私から食欲と物欲を奪ったらもう寝るくらいの気力しかないですのに(威張ることではない)。  終始無気力です。血を抜きすぎたんと違うだろうか。普通に戻るのにどれくらいかかるのだろう。普通の食欲には戻りたいけど四六時中ぷりぷりしているのはいやだな。中間くらいの血の多さでよろしこ。  なんというか自分の生き方が父と似ていて苦笑いしかない。「そこは似なくてよかったんじゃない」という部分も含めて。血は争えないのですね。  今日はホッピーが飲めるのでうれしい。  それだけが人生なのかい。