aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

ばあさんや、今日のご飯はなんじゃ?

 みたいな内容。こういう会話劇も昭和後期から平成初期な感じですね。 *時々するネット昔話(ボケてきたか)  最近、自分は「もしかして奥浩哉先生が好きなんじゃなくて変が好きなだけなのでは」と思い始めました。  今まで様々なブログで「HEN最終巻を出版社に連絡して取り寄せた」という趣旨のことを書いてきました。  今だったら「ネット古書店でポチしたらいいんじゃないの?」と思われるかもしれません。でもその頃というのはネット黎明期を抜け出してちょっとネットがフレンドリーになったくらいの時期でようやくS-Book.netができたばかり。S-Book.netというのは今更説明するまでもないけど集英社、小学館、白泉社(当時はこの三社だけだったと思います)の書籍や漫画をネット購入できるサービスで本をネット購入できる日本のウェブサイトというものは当時はまだ目新しかった。ソート機能が珍しかったりしたな。  オムニ7より前のセブンネットのもっと昔の原形、es!booksも2000年代にできたものだったと記憶。  そしてネット古書店は憶えている限りかなり少なくて、今みたいにポチーするんじゃなくてホームページに在庫が書いてあって、それを見てメールで連絡して取り寄せてもらう、みたいなサービスだったと思う(若干おぼろげ)。  それも2000年代の話で、私がHEN最終巻を取り寄せたときは古書店といえば「お爺さんが道楽でやっている市内に何店舗かあるくらいのお店」という感じ。そういえば初めてブックオフに行ったのは2002年頃でした。※BOOK・OFF開業は1990年で2000年頃店舗数が500店舗だったとのこと。  とにかくネット古書店もほぼない状態でしたし、アマゾンでユーズド商品を購入時にカード払い以外を選択できるようになったのはもっと全然あとのほうでしたので当時の方法としては出版社に問い合わせるしかないのでした。  今は飽食の時代ならぬ飽和ネット時代ですね。インターネットがコミュニケーションツールの要になってから私はネットでも引きこもりになってしまったとさ。  とっぴんぱらりのぷう。