aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

好きとか嫌いとか

 小室哲哉の曲はやっぱりキャッチーでわかりやすい。わかりやすい曲は聞きやすい。子供の頃、小室サウンドが好きで、多感な時期になったら反抗するようになって(あんなのは格好良くない的な)、年をとったら「やっぱり聞きやすいわ」と納得する。今回の記事も将来的に「ああ、あの頃トガっていたな」と思える日を信じて。 *気にしすぎ  前にThe Oral Cigarettesについて触れたけどもう一度、触れておこうと思います。  私はThe Oral Cigarettesのどこが良いのかいまいちわかりません。というか聞くとこそばゆい。腰骨の辺りをくすぐられているような。なんでと言ったらラルクの曲と歌い方(ひいてはMORRIEの歌い方)に似ているからでしょうね。  コピーしている子もその子の親世代もラルク直撃世代でも第二次ヴィジュアル系ブーム(いやだと思うけどこれが一番伝わりやすい)世代でもないのでなんとも思わないんだろうなあと思いましてね。  私は小学校中学年から中学生頃までと、多感な時期をラルクをきいて育ったのでくすぐったい気持ちでThe Oral Cigarettesを聞いてしまいます。  あえて時期を当てはめるとTrue、HEART、ark、rayくらいの時期のラルクに似ているような。  似ていると言ってもパクリとかではなくて曲の雰囲気が似ているという程度です。影響を受けたのが伝わるくらいには。それと歌い方ですね。  ラルクが好きだと聞くのがキツイです(妙に気恥ずかしい感じで)。ほかのラルク好きの人はそんなことはないのかな。ラルク出始めのDEAD ENDのファンもこんな気分だったのかも、と今になってようやく理解できるような心地です。