aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

嬉しい朝

 嬉しいことがあった。朝に起きることができたこと、憧れの人からのメールに気づいたこと、今日これからの時間についてのこと。朝に起きられるのはやっぱり嬉しい。 *全編「こんな話を聞いた。」から始まる語り口も好き  少し前に購入した阿刀田高先生の「こんな話を聞いた」がとてもツボだったので「青い罠」「甘い闇」「黒い回廊」を購入してみました。  阿刀田高先生の名前を知ったのは前にロゴーンさんで診断してもらったときに相性の悪い文体に入っていて逆に目立っていたから、だったかな。今の文でやると阿川弘之氏(阿川佐和子さんのお父上)がワースト1位でした。  だったので「阿刀田先生の小説は読み難いのかな?」と思っていたらとても読みやすくて、その読みやすさに感動しました。  星新一先生にも通ずるショートショートも最後にゾワッときたりニヤリとできたり飽きない。  ということは私の文章は凹凸なく平坦なんだなーと思うとがっくり来たりして、でもそうなんだろうな。  久しぶりに小説らしい小説を読むことができてうれしかった。「こんな話を聞いた」のなかでは「骨細工」「青いドレス」「フランス窓」「夢ひとつ」「捜しもの考」が好きです。でも全部面白かった。  「フランス窓」は昨年の阿刀田先生の「この道」に通ずるのでやっぱり「この道」を書籍化してほしいです。宗教的なことにも触れてしまっているらしいので難しいかもしれないけど。 *北風と太陽のデザインも素敵  2015年くらいからずっと地味に集めていたおとぎクローバーしおりをやっとフルコンプしました。最後はシンデレラでしたが、私のなかでシンデレラ成分の含有率が低いことがフルコンを遠のかせた原因でしょうか。  気に入っているのはオズの魔法使いと青い鳥です。どちらも「おうちが一番」的作品ですね。青い鳥は少し違いますけど同じような枠かなとは思う。  こういうしおりがもっと増えると嬉しいな。写真は今月末か来月にUP予定です。 *相手のもらって嬉しいものとプレゼントしたいものが違うことはあるね  母の日プレゼント第一弾はヘンプの飾りもの。バッグにつけたりブレスレットにしたり用途はいろいろ。かなり自己満足です。母の日プレゼント第二弾はもみ券。使用期限があるものもあれば永年有効のものもあったり殆ど駄洒落グッズです。使ってもらったらもみますが!  母の日プレゼント第三弾は鬼束ちひろさんのthe ultimate collection。ずっと欲しがっていたのでプレゼント。どうみてもこれが本命でした。喜んでくれてよかった。  ブログを読み返すと一昨年は姫神さんのCDをプレゼントしていました。去年は特になにかプレゼントしたという記事はないですね。去年は父のことでわちゃわちゃしていたからなあ。