aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

環境が変わるのに私は変わることができない


 変わっていくことも怖くて、毎日が不安です。 *日にちが経つとどんどんフィルタがかかって行く気がして悲しい  毎日、やることがたくさんあって一つひとつやり終えて一日を終える夜になると悲しくなるゾンビがやってきてしまって毎夜、泣いている。  例えば、父は私が不機嫌だったり怒っていたりすると「サチ、いいから下来いよ。絶対に来い。な?」となだめに階段から顔を覗かせていたことを思い出したり。  母の親戚が重篤な状態になったときに父と一緒に父の仕事場に行って、近くのコンビニでビールとおつまみを買ってきたらそのだいぶあとで「あのときサチが買ってきてくれたビールさ、缶とっといてるんだよな」と言われて「なんでそんなんとっといてんの」と訊いたら「嬉しかったから」と言うので「じゃあまた行った時に買ってあげるからその缶は捨ててね」と言ったら「じゃあ買ってもらったら捨てるよ」と言う会話があって、結局そのあと一緒に仕事場に行く機会はなく、恐らく缶も捨ててはいないのではなかろうか。  今度は母と、荷物の引き上げと仕事仲間の方への挨拶に行かなければいけない。あとのことを考えたくはない。  あとのことは考えたくないのに起こったことはずっと頭のなかをゆっくりと巡っている。 *大人の事情に子どもな私  部屋を変えたくて(?)食玩の模型を買った。基本は全種買いが好きだけど余裕がないので気に入ったものだけ。収集癖がひどいのも遺伝な気がする。  父はなんでも集めたていて、そのコレクションは最終的にビールの缶(パッケージ違いのものをとってある)になり、姉と私のあいだで「艦隊これくしょんならぬ缶これくしょん」と呼んでいたほどの量。  今も父のスペースの一角を占拠していて、困った母が「どうする?」と姉に相談をして「写真を撮ったあとで処分しよう」ということに決まり、缶これの写真は私が撮ることになりました。処分するのはとても惜しいけれど取っていても仕方ない。仕方ない、ということにしておかないといけないことが多すぎる。大人の事情についていけない。大人なのに。 *整理整頓  ちょっと前にアンダーテールというゲームをダウンロード購入しました。作中に登場するシナモンバタースコッチパイ、作ってみた方の記事など見るとなかなか作るのが難しそうですね。美味しそうですが。  何人かでワイワイ遊べるゲームも探しているけれど一人でじっくり遊べるゲームも地味に探しながらやっています。  10月のRF4の3同梱版も密かに楽しみにしています。  ゲームのダウンロード購入が多くなり、本も電子書籍化してきていますが、小説だと挿絵の欲しいものに挿絵がなかったりして不便しています。挿絵があると状況が分かりやすいというより純粋に読んでいてテンションが上がるのでないと寂しい。純文学とか一般書籍だと要らないかな、とも思えますが。  少しずつの整理整頓。なかなか上手く行かない。 *オーバーザキャパシティ  夕食の調理を担当することになってしまった。まあ色々ありますしいいんですけど私は調理中、物凄く余裕がなくなって不機嫌になるのでそれだけがいやです。できることから慣れて行かないとなあ。