aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

自分がもうひとりいてもどうにもならない場合もある


 そもそもどこかへ出かける体力がない。



*かわいそうな人間側にシフトしつつある自分

 おっすっす。
 ブログを少し休めば疲れやすいの治るかなーと思ったけどそんなことはなく。
 少しずつブログを書こうかなと思った次第。
 最近のようすでは母が安全地帯のCDを聴きたいと言っていたので半分出したりして。少し余裕があったんで全額出してもよかったけど母が遠慮して嫌がるんで半額で。
 私は私で藤子・F・不二雄先生のSF短編集に手を出してしまったりしました。
 全ての短編集ではないのだろうなと思ってそれ+大全集のオバQ最終巻も。スタジオ・ボロ物語が読みたかったのです。収録されたら泣く。
 大全集はさすがに全部は持っていないけどT・Pぼんとか中年スーパーマン左江内氏とかドラえもんの1巻(広O苑かというくらい分厚い。紙自体も厚い)のみとかちょろちょろ集めています。中年スーパーマン左江内氏は完全に未来の想い出目当てだったけど表題作もとても良かった。長く高騰していたけどSF短編集に合わせて重版されているっぽいので読んで読んで。
 まんが道も読んだことがなくて読みたいけど藤子不二雄先生作品は果てがないな。未発表原稿もあると聞くし。

 たまに「(SF短編集など)とドラえもんを描いているのが同じ人なのか? と思った」という感想を散見するけど感想が若くていいですわね。瑞々しいわね。
 アニメ版の旧ドラえもんだって海底鬼岩城や魔界大冒険にしても日本誕生にしても伏線の張り方えげつなかったし大人が観ても若干怖い作りだったじゃない。
 とかこのババアめ水を差すようなことを思ってしまうけどF先生の作品って怖いことが淡々と描かれているので(描く側の熱量をあまり意識させない)余計に怖く感じるよね。
 かくいう私もミノタウロスの皿とカンビュセスの籤でものの見方が歪んだしテセウス味ある未来の想い出も大好きだよ。
 エスパー魔美にもけっこう怖い描写があったし地下道おじさんの回で幼い頃答えの出ない怖さも知ったよ。
 私より10歳くらい年上の友人はA先生のほうが救いがあって好きって言っていたな。当時は全く分からなかったけど今は少し分かるかも。A先生も好きだし、それでもF先生も好きだけど。二人揃って藤子不二雄だものね。

 今年行きたい場所が藤子・F・不二雄ミュージアムかアフリカンアートミュージアムの二つで姉と私が楽しめるか、私と母しか楽しめない場所の両極端でどちらも採用されなさそう。
 一人で行くにはどちらも遠い。
 自分がもうひとりいたら、と思っても私がもうひとりいても頼りなさが増すだけでどうにもならなかった。
 ドラえも〜ん。