aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

書きたいことを書いているだけで

 悲しいことにあまり伝えようという努力はしていないかな。ブログの文でお金もらっているわけでもないし。むしろお金を払って書く場所を探しているくらいなもので。
 ブログは私の脳みそからこぼれ出る言葉の発散場所であり、それが面白いと感じたら読んでください的な。自分としては能動的だけど読んでほしいという気持ちの上ではかなり受動的だと思う。
 こういう商品がおすすめだから使ってみて、とか今回はこういうライフハックをご紹介! みたいな記事は恐らく一つもないです。
 ……ブログとしてのアイデンティティーは大丈夫なのかという問題はさておき。
 私のブログはブログであってブログではないから……古のテキストサイトのままだから……。


*どメジャーだけど美濃焼いいよね

 ずっと買おうと思っていたプレートを三ヶ月迷ってくらい買いました。
 今までずっとキャラ物のお皿や丼を使ってきていて、それはそれで好きなんですけど良い歳なのでちゃんとしたものも欲しくてね。
 それでも醤油皿はお子様向けっぽい柄を選んでしまった。大人も使えるってフォローはされていたけど。
 それって根がそういう……? そういうものなの?
 それはそれとして、お皿は姉にお茶碗を買ってもらったのと同じお店です。粉引とかめちゃくちゃ好みなのです。
 母にも豆皿をもらいました。雅東苑窯という窯の豆皿です。模様が繊細でかわいい。検索してもフリマサイトしか出てこないので今はもうない窯なのかな?
 こちらは調べたところ伊万里焼っぽい。
 萩焼も好き。焼き物も好きです。
 日本の焼き物の歴史にちょいちょい影響を与えているバーナード・リーチすごいよね。でも好みだなあと思う焼き物に大体関わっていて若干のホラーも感じる。


*日本の笑いの沸点もどんどん上がっていっているよね

 連合赤軍、ドリフ、芸能史や連合赤軍と対峙した警察側の本とか読んだ一ヶ月だったんですけど、どれもこれもにどれかには載っている話題があって全部読んで良かったな、と思いました。
 連合赤軍の本は正直あまり嵌ることはできなかったけども。
 ドリフターズとその時代にはアボット&コステロが出てきて、読んだときは「そういう喜劇があったのか」くらいの感想でしたけど連合赤軍「あさま山荘」事件に「流行りのアボット&コステロに似た人物が──」という描写があって「これ先にドリフの本を読んでいなかったら読み飛ばしていた箇所だ」と思ったりもして1960年代1970年代の情報事情と事件が複雑に絡み合っている様子が伝わってきました。
 メディアが口コミと新聞・ラジオ・テレビしかないとテレビに一極集中するね。今なんてSNSや動画で一斉伝播なのでその拡散力たるや、という怖さもある。
 SNSって平たく言えば全世界型口コミだよね。だからこそ怖い。
 精々気をつけよう……。


*In The Pinkは良い意味だけど

 U-NEXTでヨーロッパ系ミステリドラマのキービジュアルの色調とアジア系ドラマのキービジュアルの色調を見ていたんですけど、ヨーロッパのドラマはカサカサした焦げ茶色や黒、暗めのブルーがベースが多めの印象。たまにミントグリーンとかチャイナブルーとかそういった色もアクセントになっているイメージ。
 アジア系ドラマは恋愛ものも含めているからだと思うけどピンクの背景かピンクのタイトルが多く感じる。
 月刊少女野崎くんの堀先輩が見た背表紙の話ではないけど乱発されるとちょっと頭が悪そうに見える。でもこれってTL小説にもわりと多いような。ピンクの背表紙orピンクの背景orピンクのタイトルが多くて多色使いで情報量多い風なんだけどどれも同じように見えるという。好きな本の装丁がそうだと少し憂鬱です。
 アジアのミステリドラマ系はもったりした黒や赤が多い印象でした。