aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

赤ずきんの狼か、さるかに合戦のかにの気分

千葉県民で良かったかもしれない事案です。

*今が旬です、の広告につられて

先日、母と買い物へ出かけた際にアサリと一緒に「ながらみ」という貝が売られていて、わりと安かったんです。母と顔を見合わせて「どうする?」「気になる!」ということで食べ方は私がネットで調べることで合意して購入しました。 帰宅して調べたら九十九里浜や駿河湾などでよく獲られるそうで近年は希少になり、「海のダイヤモンド」と呼ばれているなんてことも知りませんでした。15個入って300円と少しだったんですけど、昔はもっと安かったのかな? まず砂抜きをするんですが、水の濃度は大体アサリと一緒で500mlくらいの水(正確には485mlみたい)に大さじ1(15g)の塩を入れて海水と同じ濃度の塩水のボウルに少し浮かせるようにザルに入れて砂を吐かせる。ちょっと育てる感じで愛おしいです。アサリもなんですけど。 で、アサリは1時間くらいで砂を吐かせて、あとの30分は塩水を吐かせて砂抜き終了なんですがながらみというのは砂抜き処理がされているもので5時間以上、されていないものだと一晩は水を替えつつ砂抜きさせないとならないらしく、それはそれは甲斐甲斐しく替えておりました。 しかし今日は午前に出かける予定があり、午前にいただくことはならず、帰宅したのは15時くらいでした。 「大丈夫かな……?」とアルミホイルをそっと外すと動きが鈍い。生きているのか死んでしまったのか分からなかったけれども海水と同じ濃度の水を入れたお鍋にそっと移し替えたら泡がぷくぷくしていたので生きていたんだろうな。薄い膜が外れてしまった子はもしかしたら死んでしまったのかも。 塩茹でして、爪楊枝でくるんと回すと内臓まできれいにとれるので、薄い膜を外していただく。 変わったものが好きではない母は「少し微妙」みたいな顔をしていましたが私は好みの味でした。一日世話をしたという贔屓目もあったのかもしれませんが。じゃりっとした感覚は全くなかったです。また食べたい(育てたい)。 アサリの砂抜きの方法は↓のサイト様を参考にさせていただいております。 https://mi-journey.jp/foodie/56902/ ながらみの砂抜きの方法と塩茹での方法については↓のサイト様を参考にさせていただきました。 https://ksusefullife.com/nagarami_sioyude/ ※)この次の次まで時事に触れた話を書くので不快にさせてしまいましたらごめんなさい。