aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

言いたい・言えない

いつもそこでぐるぐる回っている。言ったほうがいいのかもしれないけど王様の耳はロバの耳だなあ。吐き出す場所はどこかに欲しい。

*懸念

入院して不安だったのが姉と母のことです。姉と母がいつもケンカ……ケンカというより姉が一方的に母に食って掛かるという感じなのですが、それが不安でした。しかし退院して話を聞いてみると母と姉は互いにほぼ無干渉だったみたいです。 「なんかね、あいだに人がいないと言わないみたいなの」 と、母は言っていましたが、もしかしてあいだに緩衝材(私)がいるとそうなるの? と思ったのと同日に姉が母にキレたので私はもしかすると第二の胆石を作ってしまうかもしれないと思ったのデシタ。

*(結局言えない)

昨日は退院後初の外来受診日でした。あと何度か行かないといけない。 湯船には今日から浸かっていいと言ってもらえましたが、一昨日生ものを食べたらかぶれたのでしばらくは生ものは食べないように、とお達しがありました。あとうちでは一日に一度お味噌汁にえごま油を小さじ1入れて飲む習慣があるのですが、これも下してしまうため私的NGでした。術後はとにかく下しやすいです。 手術する前のほうがそこら辺は融通がきいていた気がする。胆嚢がなくなってしまうと消化が間に合わなくなるのね。しばらくしたら消化器官が上手く働いたら嬉しいけど、一生このままという気がしなくもない。 お腹が痛くなるのがいやなので前より少し否定ができるようになった、というよりはならざるを得ない状況になりました。いやなことがいやだと言えないと第二の胆石コースになってしまう。さすがにもう入院したくないので自分を少しずつ開放します。人によっては「性格が変わったね」と思われることも、もしかするとあるかもしれないけど自分では包み隠さない本来の性格に戻っただけだと言いたい(言えない)。