aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

これからも油脂には気をつけて生きないといけないらしい

ひどいと胆道に胆石ができると聞きました。担当医にも「また胆石作らないようにね」と言われたり。たぶん2016年頃から育てていました。5年ものです。

*というわけだったんです

前にもちょろっと書きましたが胆嚢を悪くしていまして、その胆嚢及び胆石の摘出手術をしてきました。入院期間は5泊6日ほどです。 病院では楽しみが食事くらいしかないので食べていましたけど今思うと美味しくなかったな。一度箸が折れているものとか出されて心が折れましたもの。あとなんだろう、三十代無職の女とその親の話をとなりのカーテン越しにされたりとか(看護する側の人たちがしていて、患者さんではないです)。女の裏表を知ってしまって怖かったので終始ニコニコ、食事は不味くても残さず食べて乗り切りました。帰宅してその病院のレビューとか見ていたら星が平均以下でした。うーん分かる、ような。悪い人ばかりではなかったですけどね。 自分の目に見えたものを真実だと思っておくことにします。 で、その胆石なんですが看護師さんたちが口々に「マスカットみたい」と言っていました。丸くて色といい形といいマスカット一粒くらいあるんです。これが体のなかにあったのかーという感じです。胆道の幅が3cmくらいらしいので本当にギリギリな感じでした。 全身麻酔で意識がない状態でやっていただきましたが今回の全身麻酔の先生は上手くて「一度目いきます プシュ!」と麻酔を注入されて突然世界が緑色になって「ん? なんか世界が緑になったぞ」と思って「もう一度行きます プシュ!」と言ったその瞬間暗転して次の瞬間には看護師さんの「起きてくださーい」コールでした。 そのあとにストレッチャーからベッドに移動する際、前回(中学生くらいの頃)全身麻酔を受けたとき強烈な吐き気に襲われて胃液を嘔吐してしまったんですが今回は「そういうことがあって」と事前に話して置いたので看護師さん二人がかりで「せーの、ころころー」と転がしてベッドに移送してくださったので吐き気はなかったです。ころころーの言い方も可愛かったし。 今日はさほど痛みはないのですが術後及び退院した昨日まで寝たり寝て起きたりすると肩がもげると思うほど痛かったです。二酸化炭素を体に入れるからだそうです。今日はだいぶマシですね。 あと皆様ご存知の通りめちゃくちゃ人見知りなので全然眠れなかった……。眠剤に毎日頓服をプラスして飲んで寝ても目が覚めるのは毎日夜中の2時くらい。目が覚めると眠れないので夜中に談話室の前とかめっちゃうろうろしていました。人の話し声もナースコールの音も鳴り止まなかったし、光にも過敏なので眠れたか眠れなかったかでいうと毎日寝不足でした。 体重も量っていただきましたけど1.5キロ太っていて、「今寝起きじゃないしなー。でも浮腫んだのかなー」とかいろいろ考えて帰宅後量ったら入院する前と比べると1キロ痩せていました(入院後の体重と比べると2キロ以上)。臓器が一個なくなったからかな? 入院中はずっとスティーヴン・キングの作品を読んでいました。 その辺りは月イチのほうで書きます。 一言にするなら「もう入院したくない」の一言に尽きます。メンタルが崩れました。徐々に忘れて行きたいです。