aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

2021年4月に読んだ本

今回は多いです。令嬢もの読みすぎだろう、という気がしなくもない。

*4月に読んだ本

転生先が少女漫画の白豚令嬢だった(3巻) /作:桜あげは イラスト:ひだかなみ

BEASTARS(1巻) /板垣巴留

聖女の魔力は万能です(1巻~5巻) /作:橘由華 イラスト:珠梨やすゆき

聖女の魔力は万能です コミカライズ版(1巻~4巻) /作画:藤小豆 原作:橘由華

聖女の魔力は万能です ~もう一人の聖女~ /作画:亜尾あぐ 原作:橘由華

聖☆おにいさん(1巻~5巻) /中村光

マンガ食堂 /梅本ゆうこ

憂国のモリアーティ(5巻~8巻) /原作:コナン・ドイル 構成:竹内良輔 漫画:三好輝

青の花 器の森(1巻) /小玉ユキ

光の海 /小玉ユキ

羽衣ミシン /小玉ユキ

マンゴーの涙 /小玉ユキ

Beautiful Sunset /小玉ユキ

ハッピー・マニア(1巻~3巻) /安野モヨコ

悪役令嬢転生おじさん /上山道郎

やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中 /作画:柚アンコ 原作:永瀬さらさ

デュラララ!!×4 /作:成田良悟 イラスト:ヤスダスズヒト

ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん(1巻~2巻) /作画:逆木ルミヲ 原作:恵ノ島すず

※敬称略・順不同

4月に読んだ本は35冊ほどでした。 ものの見事に令嬢ものや転生ものに嵌っています。憂国のモリアーティはアニメに合わせて原作の続きを読み始めましたが、流れが早いのか追いきれていない気がする。ノベライズ版も読み始めてしまいましたし。

デュラララ!!は本当に今更なんですけど姉のすすめで読み始めました。しかも4巻から。少し設定と絵を知っているだけの知識ですが、読み始めたらとても面白くて「あれ拾う!?」「え、あそこまで拾っちゃう?」という後半の怒涛のフラグ回収がとても気持ちよかったです。

BEASTARSは1巻しか読めていない……。続きを読もうとは思っているんですが、まさかの令嬢沼に嵌るとは思いもよらず。

白豚令嬢~の続きは今4巻をいろいろ同時進行で読んでいます。正ヒロインであるメリルが、主人公が漫画を読んでいたときは革新的な女の子として読むことができていたのに実際そばにいると「かわいいけどちょっと空気の読めない子」になっているのが分かるような、残念なような。小説家になろうでは18歳まで描かれているんですね。続きが気になるけど書籍になるまで待ちます。たぶん。

マンガ食堂を読んだ影響と最近「後ハッピーマニア」が刊行されていることが影響して「ちゃんと安野モヨコ先生の漫画を読もう」とハッピー・マニアを読み始めました。古き良き(?)日本のギャル……? いや昔の女の子でもここまで軽い子はいたのか……? と不安になるレベルの軽さ。 読んだことのある雰囲気だなー、こういう感じの漫画って読まないけど、と思って記憶の糸をたぐっていったらやまだないと先生の「フレンチドレッシング」でした。正確には違うのだろうけど雰囲気が似ている気がして。

それとマンガ食堂の影響では娚の一生にも興味が湧いてしまいました。梅本ゆうこさんの、漫画とキャラクター愛の深くて読ませてしまう文章についつい「どんな漫画なのだろう」と興味をそそられる。漫画で美味しく、文章でも美味しい一冊です。一部本当に美味しくない食べ物(「伝染るんです」の子ランチなど)も出てくるけど愛と文章力でカバーされています。

聖女の魔力は万能ですは仲良くさせていただいているかたがアニメ化直前にSNSで共有していて「なんだそれは、気になるな。読んでみよう」と、小説家になろうのサイトで何行か読んで面白い、と読み始めました。恋愛カテゴリだそうですが恋愛要素よりセイがものを作っている描写が好きで読んでいます(ワーカホリック成分)。アニメは恋愛要素が多くてちょっとだけ苦手です。もう一人の聖女も「愛良ちゃん頑張れ!」となります。第一王子はどうしてセイの存在に気が付かなかったのか、本当に粛清のためだけの存在だったのかが気になっています。原作を読んでいると段々存在感が薄れてくるけど。

小玉ユキ先生の光の海を食わず嫌いしていて読んでいなかったので青の花 器の森を購入したことをきっかけに光の海からBeautiful Sunsetまで一気に読んでみました。光の海、とても素敵なお話でした。どの人にもどの家族にも等しく温かい愛情がある。読んでいて浄化されるような心地になりました。羽衣ミシン以降は何度も読んでいますが黄昏時に読むとほんのり寂しくて人恋しくなる作品ばかりで愛おしい……と改めて思いました。青の花 器の森も先が気になります。

悪役令嬢転生おじさんはもう書くことがないんじゃないかな! 様々なところに浸透しているし、上山先生がtwitterに上げている1話目を読んだだけでも面白くて笑えてしまう。巷では主人公の屯田林憲三郎はグレイス=憲三郎と呼ばれているんですね。2巻が気になるよー。

やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中は少し話の進み方が分かりにくいな、と読み返していて思いました(コミカライズ版)。ジルは16歳で王太子と婚約中で、10歳に戻って婚約をなかったことにして竜帝陛下を幸せにする宣言をしていたけど、婚約中の期間が6年ってけっこう長いな、と思ったのだけどそれはこれから明かされるのかな。それとも王太子の秘密の隠れ蓑だったから長いだけなのか、どうなのか。それが気になるくらいで物語そのものは大好きです。

ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さんはゲームの実況をしようと思ったら異世界(ゲーム内)の神になっちゃった高校生二人という新しいジャンル。ゲーム内では攻略対象キャラの一人、ジークヴァルトが、自分の婚約者のリーゼロッテはいつもツンケンしていて疲れるなーと思っていたらただ恥ずかしがっている(ツンデレな)だけでめちゃくちゃかわいい女の子でした、というのも新しい。しかもリーゼロッテは逆ハーレムエンド以外では死ぬしかない運命にある。 実況解説の二人の声がゲームのなかで唯一聞こえる存在であるジークヴァルトは婚約者の可愛さに気が付いたし、ゲーム内主人公のフィーネが謎のレベルカンスト状態になっていて、「逆ハーレムエンドでもない誰も死なない最高のハッピーエンドが作れるのでは」と思った矢先にゲームは遠藤くんと小林さんがいるときにしか起動しない、セーブもロードもできない、現実と同じでやり直しができない状況下でのゲーム内の神様状態になる二人に待つ運命が恐ろしい。けど先が知りたい。原作は完結済みだそうですがコミカライズ版の読了が終わったら原作に着手したいです。カクヨムさんに全話上がっていたけど今は読まないぞ! そしてコミカライズ版の3巻は明日発売日という魅惑の誘い。早く読みたいです。

*来月読もうと思っている本

・ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん(コミカライズ版3巻) ・自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。コミカライズ版 ・やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中(原作小説版) ・転生先が少女漫画の白豚令嬢だった(原作小説版4巻) ・聖女の魔力は万能です(小説・コミカライズ版ともに) ・聖☆おにいさん ・憂国のモリアーティ

辺りは確実に読もうと思っている作品で、ほかも好きな感じで読んでいこうと思います。読みたい作品をずらりと並べても私は楽しいのですが、ご覧いただいている皆様(皆様)は苦痛だと思われるので量を少しだけセーブしました。実際に読みたい作品はもっとあります。 令嬢ものに嵌っているということを、月刊少女野崎くんの若松の読んでいる少女漫画を小馬鹿にしていたときには想像だにしていなかった……。私が若松にざまぁされている状態。若松が読んでいるのは純粋な少女漫画であって悪役令嬢ではないのではないかと思いますが、それにしても私もだいぶ横文字の名前を読み慣れてきました。でも読んでいないときは名前を忘れるのでグレイス=憲三郎の気持ちがとてもヨクワカルー。

追記:今回文字数が多すぎたので聖☆おにいさんの感想は来月に回します。すみません!