aoi iro no tori

だんだん離れてゆくよ アルペジオのように トリルでさようなら 別れを惜しむように ──日常のおはなし──

寄り添う


 ここ数日、父と一緒にいたような錯覚がありました。 *カメラあれこれ  一昨日と昨日、かかりきりでビーズのブレスレットを作っていました。ほどいては結び直しを繰り返して。お裁縫は好きですが上手くないので不格好ですがなかなか良い具合にできました。  マウントアダプターも届きました。  実はその前にニコンのマウントアダプターを購入してニッコールのレンズで試して、初期のニッコールって独自規格でカニ爪があってつけられず(つけられる方法を知っておられる方がいらっしゃいましたら教えてください)マウントアダプター自体を返品してそれがトラウマになっていたのですが、今度はキヤノンのEFマウント。前回のことも脳裏をよぎり、「大丈夫かな」と不安いっぱいでしたがつけられました。レンズについて調べたらキヤノンの'90年代初頭に作られたレンズらしいです。  それで撮った写真なのですが、ドール写真なので苦手じゃない方のみこちらよりどうぞ(ドールブログが開きます)。  ピントの合わせ方が下手とはいえかなりクリアに撮れるので驚きました。あとちょっとだけ昔っぽい雰囲気になりますね。オールドレンズならではかもしれません。しばらくいろいろなものを撮ってみようと思います。  それと当たり前かもしれませんがミラーレス一眼というスペックだからか、コンデジと比べて段違いに画素数が良くこれもびっくりです。コンデジはAFが使えるので使い続けますけども(あと軽い)。 *水難の相が出ていたかしら  先週の木曜日くらいにトイレのレバーハンドルが壊れ、フロートゴムのチェーンが切れました。「直そうよ」と言っているあいだのおトイレはバケツで水を流す方式。トイレがマブダチ(死語)なので使えないとストレスがたまりまくりです。  日々の暮らしが忙しいなか、昨日母をせっついてフロートゴムの交換動画を見たりしてやり方を覚え、ホームセンターに行ってフロートゴムを購入。二つの種類で迷ったけど母の選んだものを購入。  帰宅していざつけようと思ったとき、私のなかの内なる父が呼びかけました。 「型番は見たか? 便器に書いてあるぞ」(内なる父の声) 「あ、そうだ、型番が書いてあったはず!」  そう思って買ったフロートゴムを見るとうちの便器には対応していないとのこと。使用前だったので母に車を走らせてもらってホームセンターへGO。「もしかすると取り寄せになるかも」と二人で話しながら売り場に行ったらありました。というか上記の買うか悩んだものの選ばなかったほうが対応しているフロートゴムでした。  サービスカウンターに行って交換してもらって駐車場に戻る頃には日はとっぷり暮れていました。  取り付けは母がやってくれ、私は浮玉の水位の上がり方を見ていました。上がりすぎると水がもったいないですから。 本を読みながら「これで大丈夫かなー」とか。  レバーハンドルは壊れたままで後ろに引くと使える状態です。時期を見てレバーハンドルも交換しよう、という話でとりあえずおしまい。  でもこういうことをしていると父と一緒にいるみたいなんですよね。父は家のメンテが好きでしたから積極的にそういうことをやっていて、私は一緒にいて手伝うことも多かった。だからあまり苦にならないのです。  母には「それが不思議でサチのすごいところだと思うわ。きっちり最後まで手伝ってくれてありがとうって思うよ」とまで言われてしまったよ。私は私でやりたい作業をやっていただけど役に立っていたら嬉しい。内なる父と会えたのも嬉しかった。  私、本当に父親っ子だったんだなあと実感した日でもありました。いや母も好きですが。  父にカメラのレンズのお礼も兼ねてビール(ピール?)をお供えしてなむなむ。  種々様々なことのあった日でした。  今日は曇天ですね。外で写真を撮りたいけどどうかな。風景も撮りたいですぞ。  レンズ遊びがしたくなってきた!